【寄稿記事】どうしてもインドカレーが食べたくなった...
美しい景色や歴史ある建物で多くの人を魅了する[清水寺]。ですがその楽しみは境内だけではありません。[清水寺]へと続く参道には、訪れる人をワクワクさせるお土産がたくさんありますよ。そんなおいしくてかわいいお土産を2つ紹介します。
五条坂の途中に佇む甘味処[馬鈴(ばず)]。趣のある外観と紫色の暖簾が目印ですが、坂の途中に位置しているためか、つい通り過ぎてしまいそうになります。
こちらで手土産として人気なのが月見うさぎ。うさぎの形をしたピンク色のわらび餅で、あまりの可愛らしさに「食べるのがもったいない」と誰もが感じることでしょう。
赤い箱を開けると、整然と並ぶうさぎたちが登場。目と耳がほんのりピンク色に染まり、その可憐な姿はまるで芸術品のようです。
手作りの黒みつ、ゆずみつ、抹茶みつ、京きな粉、そして抹茶をお好みでかけて味わうのが馬鈴流。ですがまずは何もかけずにそのまま食べてみて。
楊枝を差し込むと感じる、もっちりとした弾力。そしてひと口頬張ると、やさしい甘さに癒されます。
気づけば、あっという間に2匹、3匹……と消えてしまうことでしょう。
産寧坂でひときわ目を引く立派な門構えの[おうすの里 産寧坂店]。梅干し好きなら素通りできない、梅専門店です。店内にはさまざまな価格帯の梅干しのほか、梅酒や梅を使ったお漬物がずらりと並んでいます。
梅の花を模った愛らしい「つぼ入り梅」は、甘いものが苦手な方への手土産にぴったり。筆者のお気に入りは、黒酢とはちみつを贅沢につかって漬け込んだ「黒酢梅」。やさしい甘みと酸味のあとに、黒酢の香りがふわりと漂うひと品。塩分約3%の超低塩タイプがときに嬉しい。
ひときわかわいいデザインが目を引くのは「恋した梅」。恋した乙女心を表現した……という説明書きを読むと、少々むずがゆくなります。
[おうすの里]のアイテムは店舗限定。ネットで手軽に買うことができないからこそ、お店でじっくり選ぶ楽しみを味わいたいですね。
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