【寄稿記事】どうしてもインドカレーが食べたくなった...
JR円町駅から丸太町通りを10分ほど歩いたところにあるベーカリー[coneruya(コネルヤ)]。京都のパン好きでは知らない人がいないほどの名店ですが、その5軒となりに突如焼き菓子のお店が現れて驚いたのは昨年末のこと。
お店の名前は[chouchou(シュシュ)]。フランス語で “お気に入り” という意味を持ちます。
真っ白なサンシェードにターコイズブルーの壁が印象的な[chouchou(シュシュ)]。
日曜日のおやつどきに訪問すると、大きなガラス窓の内側にずらりと焼き菓子が並んでいましたよ。公式サイトをチェックすると、現在は土日祝のみ営業しているそう。
たくさんのお菓子に目移りしていると、小窓がガラリと開いてかわいらしいお姉さんが顔を覗かせます。「よかったらどうぞ」と試食のパネットーネをいただき、一足早くクリスマス気分。
この季節はシュトーレンはもちろん、イタリアのクリスマス菓子・パネットーネも人気とのこと。聞くとパネットーネは季節問わずお店に並ぶそう。
焼菓子はどれも手に取りやすい価格帯。キャロットケーキやシナモンロールなど大人向けメニューだけでなく、エンゼルリングという名のミニドーナツや、大きなチョコチップクッキーも並んでいました。子どもウケしそうな焼菓子もちゃんと揃っているのが、なんとも[coneruya]さんらしいですね。
子どもたちが大好きなマフィンは、みっちりとしたタイプではなくほわほわとやさしい口当たり。冷たいミルクと一緒に、あっというまに食べてしまいました。
キャロットケーキはしっとりほろほろとした生地がとても食べやすく、クセの強いキャロットケーキが苦手な方にもおすすめ。ぽてっとしたフロスティングはしっかり甘く、スイーツ感をプラスしてくれます。
キャラメルのパネットーネはふんわりしっとりした生地に、ほんのり発酵種の香りとオレンジピールの風味が心地よいですね。かすかにキャラメルが香り、ねっとりとした食感も楽しめます。コーヒー・紅茶はもちろん、ワインやシードルなどのアルコールとも相性が良さそうですよ。
ちなみにパネットーネの日持ちはホールだと2週間、ハーフサイズなどのカットされたものは10日間とのこと。クリスマスに向けて少しずつ切り分けるイタリア流の楽しみ方で、クリスマスムードを味わってみては?
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