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2024.12.3
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いそやま 外観

木屋町にできた若き店主の技を楽しむ注目の和食店[いそやま]

2024年10月11日 open

店主の礒山さんは料亭[祇園丸山]や[酒処 てらやま]、大阪の割烹[お料理 山田]で修業し28歳の若さで独立。[酒処 てらやま]の跡地である先斗町の細い路地沿いに店を構えた。

いそやま ぐじ焼き

料理はすべてコース1万2000円より。炭でじっくりと火を入れ香ばしく焼いたぐじ焼きは、うろこのパリパリ感もたまらない。

「少しずついろいろな料理を味わって欲しい」とコースは約15品が登場。椀物や軽めの米料理、アテから始まり、後半は口直しのミントのサラダや揚げ物、ごはん2種、ダシが利いたそうめんなど、リーズナブルな価格で贅沢な構成となっている。

いそやま 小芋のお椀

小芋のお椀。利尻昆布と、8:2の割合で混ぜた鰹節とマグロ節のダシがクリアで上品な味わい。京都の味噌店[山利商店]のまろやかな白味噌と好相性

いずれも礒山さんが毎朝市場などで厳選した、良質な素材ありきの料理ばかり。調味料に頼らずに素材の味を引き出す手の込んだ料理から、洗練された技を感じられる。

いそやま アワビ粥

もち米の生米から作るリゾット風のアワビ粥。アワビの肝のソースは磯の風味をしっかりと感じられ、日本酒などのアテにもぴったり

木目が美しい一枚板のカウンターに8席のみのこぢんまりとした店内には昭和歌謡が流れ、昔ながらの飲み屋の雰囲気も漂う。21時〜のアラカルトではコースとは違う料理を、気軽に味わうことができる。

いそやま 内観

いそやま

  • 2024年10月11日 open
  • 京都府京都市中京区四条通先斗町上ル鍋屋町212-3
  • 阪急「京都河原町駅」出口1Aから徒歩2分
    京阪「祇園四条駅」出口4から徒歩4分
  • Tel.080-4014-9976
  • コース18:00〜(一斉スタート)
    アラカルト21:00〜
  • 水曜休
  • 要予約
  • 全席禁煙 完全個室無 駐車場無
  • https://www.instagram.com/pontochou.iso/
  • PHOTO/増田えみ、TEXT/板倉詠子、EDIT/澤村萌
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