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2023.10.7
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すぎだまさけのみせのイメージ

京都・烏丸御池で見つけた!かるたを片手にワクワク角打ちできる店[すぎだまさけのみせ]

2022年10月20日 open

高倉二条の[にほん酒屋 しずく]からすぐ、高倉押小路にできた系列店。

すぎだまさけのみせの外観

扉を開けるとまずセラーを有する酒屋スペースがあり、その奥が角打ちカウンターという二段構え。2Fには座れるテーブル席も完備する。

すぎだまさけのみせの2Fスペース

[すぎだまさけのみせ]の2Fスペース

うなぎの寝床と呼ばれる京都らしい立地で、酒屋&角打ちカウンターをオープンした𠮷川さん。商品は日本酒だけにとどまらず、ワインや焼酎も。セラーのワインは、ナチュールの隣にクラシカルがあり、赤も白も混ぜこぜにディスプレイ。「ニュートラルがうちのコンセプト。エチケットが気に入ったから買ってみる、そんな時間を楽しんでほしいです」。

すぎだまさけのみせの店内

角打ちカウンターのルールもなかなかユニーク。現金2000円でかるたチケット10枚を買い、飲みたいお酒も、食べたい料理もかるた払い。日本酒が2枚で、今日の刺身3枚だから…と、手札と睨めっこしながら試飲ができる。

すぎだまさけのみせの店内

「自分で日本酒を出して、カウンターに置けばスタッフが注ぎます。フードは家庭で再現できるものにしていて、レシピもお教えしますよ。家飲みの参考になれば嬉しい」と話す𠮷川さん。

日替わりで3枚のカルタがピックアップされ、そのカルタと同じモノを持っていた人はカルタを1枚プレゼントされる

角打ちの良さは、マイナーな酒蔵の存在を知ってもらえること。そして気軽に味わってもらえること。「生産者さんの声を届けるストーリーテラーとして、まだまだ関西で知られていないお酒を紹介していきたいです」。2Fでは日本酒や酒器のイベントも検討中とのこと。生の声を届けることで、日本酒好きがもっとこの街に増えるはずだ。

すぎだまさけのみせのポテサラ

玉ねぎの甘みとアンチョビを加えたポテトサラダ、コンビーフと半熟卵が良い仕事をしているポテサラ。札2枚

すぎだまさけのみせのアボぬた

札2枚のアボぬたは、食べごろのアボカドを酢味噌で和えたアテ。自家製ナメコを和えた“なめカド”もあり

すぎだまさけのみせの料理

[にほん酒屋 しずく]の醤油味に対して、こちらは大人の塩仕立て。「またいちの塩」を使用する、かくうちのからあげ。札3枚

すぎだまさけのみせの店主・𠮷川さん

店主の𠮷川就介さんは「MASTERMIND」の初期メンバーとして[BAR 醸造庭]などの立ち上げに参加。2014年に独立して[にほん酒屋 しずく]を開店する

すぎだまさけのみせ

  • 2022年10月20日 open
  • 京都府京都市中京区高倉通押小路下ル柊町571-1
  • 地下鉄「烏丸御池駅」1番出口から徒歩5分
  • Tel.075-744-6064
  • 販売11:00~20:00
    角打ち15:00~20:00
    土・日曜、祝日12:00~20:00
  • 不定休
  • 全席禁煙 完全個室無 駐車場無
  • https://www.instagram.com/sugidama.sake/
  • PHOTO/夏見タカ、TEXT/立原里穂
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