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2023.8.2
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穴太寺

亀岡にあるなで仏でも有名な西国三十三所礼所の[穴太寺]

705(慶雲2)年、文武天皇の勅願により大伴古磨によって建立されたという古刹。西国三十三所の第21番礼所であり、全国から参拝者が訪れる。1735(享保20)年に再建された本堂を始め、仁王門や多宝塔など江戸時代に造られた見事な建築物にも圧倒される。

穴太寺

本堂

本堂に祀られる本尊・薬師如来は完全な秘仏で、礼所本尊・聖観世音菩薩は33年に一度御開帳される。

穴太寺

釈迦が涅槃に入った姿を表す釈迦如来涅槃像。等身大の彫像は全国的に見ても貴重で、蓮華座を枕に悟りの境地に入った穏やかな表情が印象的だ。病がある場所と同じところをなでるとご利益を授かり、治癒すると伝わる

同じ堂内に安置される、鎌倉時代作という釈迦如来涅槃像も有名。直接触れられるため「なで仏」と呼ばれ、病気平癒の信仰を集めている。

穴太寺

書院の南に広がる庭園は京都府の名勝に指定。江戸時代の作庭とされる。向かって左の後方に立つ多宝塔を借景として取り入れており、それに合わせて設けた築山や巧みに配した石組みも見もの。四季の植物や古木も趣を添える。

穴太寺

書院から眺められる京都府指定名勝の庭園もお見逃しなく

穴太寺

  • あなおじ
  • 京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46
  • バス停「穴太寺前」から徒歩すぐ
    JR「亀岡駅」から車で8分
  • Tel.0771-24-0809
  • 8:00~17:00
  • 拝観料/本堂・庭園500円
  • 駐車場有
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