まもなく創業70周年を迎える[洋菓子のバイカル 下...
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2022年10月22日 open
「お茶の風味を最も強く感じられるのは、揉みたてのほんの数時間。本来なら製茶場で働く人しか飲む機会のない状態のお茶を提供しています」。特注したミニサイズの製茶機と格闘しながら、未知なる挑戦を始めた中村栄志さん。
父・淸孝さんは、1854(安政元)年創業の製茶問屋の老舗[中村藤吉本店]の五代目三男という、宇治茶とゆかりある家庭で育ったこともあり、幼い頃は「宇治茶が日本一」と思っていたそう。
いつしか土壌から学びたい気持ちが高まり、有機農法を貫く鹿児島の茶農家に弟子入り。そこで、それぞれのお茶に無二のストーリーと魅力があることに気付かされた。「ここでの一日は、茶葉を揉みながら徐々に乾燥させる、製茶から始まります。その日使う分のお茶をその日に作るなんて、そんな手間が掛かることよく出来るなぁと、同業者から言われますけど(笑)。品種ごと、茶畑ごとの魅力をお伝えできるなら苦になりません」。フレッシュなのに旨みが強く、体内にスーッとまろやかな味わいが染みていく。
京都の茶葉をはじめ、鹿児島など各地の茶農家から直接仕入れる茶葉は10種ほど。店内では揉みたてををはじめ、さまざまな茶葉の販売も行っているので中村さんの情熱溢れるお茶トークを聞きながら、好みの茶葉を探してみよう。
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