京都にある日本最古のエレベーターが製造・輸入から1...
2022年10月5日 open
京都の北大路にイタリアの郷土料理が楽しめる[A che punto siamo?]がオープン。「いつかは地元の京都で自分の店を持とうと決めていました。コロナ禍のイタリアでは自宅待機が続き働けず、そろそろのタイミングかなと…」と、2021年1月にイタリアから帰国した松本康孝さん。その修業期間はなんと10年。イタリアの各地で計4店舗、すべて星付きのリストランテで研鑽を積んだ。
イタリア語で「進捗はどうですか? 」を意味する店名は、厨房でスピードアップを促すイタリア時代のシェフの口癖からとったもの。「私にとっては当時の緊張感がよみがえり、初心を思い起こさせるようなフレーズなのです」と店名に自立の覚悟をにじませる。
看板メニューのランプレドットを始め、松本さんが手掛ける料理は日本ではあまり馴染みのないものが多い。牛モツ煮込みをバンズで挟むランプレドットは、フィレンツェのソウルフードであり屋台で親しまれるB級グルメ。それが松本さんの独自のアイデアと技で、緑のエスプーマソースが溢れるインパクトや豊かな味わいを楽しむ一品として登場する。
「ここでしか食べられないような、面白い料理を提供できたらと思っています。イタリアのいろいろな郷土料理を楽しんで欲しい。地元のいい素材も活かして、イタリア料理を表現したいですね」。ディナーは完全予約制でおまかせコースのみなので問い合わせてみて。
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