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2022年10月6日 open
「種のお菓子の意味で[SHUKA]という名前にしたんです」と語るのは[斗六屋(とうろくや)]の代表取締役、近藤健史さん。1926(昭和元)年に創業し、甘納豆を製造・販売してきた[斗六屋]を健史さんが継いだのは2020年。2022年秋、新たに挑戦するのが種と糖だけで作る菓子[SHUKA]だ。
SHUKA代表取締役の近藤健史さん。1990年生まれ。当初家業を継ぐ気持ちはなかったが販売を手伝った時にその存在の大きさを実感。[たねや]での販売経験を経て入社
それまでは卸しが中心だったが工房のある壬生の建物横に店舗を構え、本格的な一般販売に乗り出す。京都大学大学院で微生物を学び、研究者を志していた健史さんだけあって、家業に入って取り組んだのは甘納豆製造のデータ化。
「食べやすさを考えると、甘納豆をきちんと乾かしたい。それにはある程度の糖度が必要。どのくらいの時間で、どのくらいの温度で作るのがいいのか。僕の場合、甘納豆作りは〝研究〞ですね」。先代が積み上げてきたことを、吸収し、進化させ、現代にあったお菓子に変化を遂げた。
右から、大粒の北海道産白花豆を使用した斗六豆50g900円。オープンに合わせて開発されたピスタチオ40g1300円。豊かな味わいに仕上げた瑞穂大納言小豆50g900円。丹波名産の有機黒豆大豆を使用した丹波黒豆50g1100円。ほろっとした口あたりとクリーミィな味わいの新商品・カシューナッツ40g1100円。フルーティーでキャラメルのような甘みのカカオ40g1300円
「甘納豆をいろいろな国の人に食べてもらいたい。2018年にイタリアのイベントに参加したときに、外国の人に食べてもらうには、甘納豆の文化そのものを知ってもらう必要があると痛感しました。それで、世界で知られているカカオ豆の甘納豆を開発したんです」。[SHUKA]は健史さんが蒔いた種。芽吹き、世界で食べられる日も近そうだ。
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