ふわふわの生わらび餅が味わえる嵐山の[京都仁王門 ...
ふたりの子どもを育てながら、季節の京和菓子を毎月10種類ずつ発表。東寺のすぐそばの工房兼店舗で仕事に励む西野さん。和菓子職人を目指すきっかけとなったのは、修学旅行での和菓子体験。中学生の彼女が体験したその場所こそ、独立までの8年間を過ごした[亀屋良長]だったという。
「和菓子に触れて、自分も職人になりたい!と思ったのがすべての始まりでした」。30歳までに店を持つという目標を定め、南区の唐橋に小さな工房を構えたのが2019年。昨年移転し、今は全国にファンが拡大中。
「開発、製造、販売、配達手配まで、ひとりで切り盛りできているのは、瞬間凍結のおかげです。東京の食品メーカーに勤めていた時に学んだ知識を和菓子に応用。届いてすぐ冷凍すれば賞味期限は20日ほど、いろんな和菓子を少しずつ解凍して楽しんでいただけます」と、美しい和菓子を並べてくれた。
昨今は、お茶会用の新作考案に費やす時間も増えている。「ハッとする+αがないと楽しんでいただけない。同じところに留まっちゃいけないと思っています」。一見すると伝統的でも、中が焼き芋餡だったり、レーズン餡だったり。挑戦を続ける職人の和菓子には、古今が共存する京都の気質が詰まっている。
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