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2022.12.13
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だし料理+ ─じふ─

一乗寺の[だし料理十 -じふ-]でだしの力を実感

2022年6月1日 open

雪平鍋の中に水を注ぎ、昆布といりこをポン。コンロの火にかけて沸騰したら弱火で3分。マグロ節を入れたポットに注げばダシが完成。こんな簡単に、こんな美味しいダシがひけると教えてくれる、店主の井上さん。「月一回だけでも昆布を使ってダシを引いてみて欲しい」という思いを胸に、朝ごはんや昼ごはんとして、だし料理を提供。傍らではkantanだしキットなどの販売も行っている。

だし料理+ ─じふ─

「6年前、ずっと仕入れていた昆布の取り扱いがなくなり、昆布が減っているってことを実感したんです。すぐ北海道に向かい、礼文、羅臼、利尻などの生産地を巡り、現地の人たちに現状を聞いて。50年前と比べると生産量は半減、このままだと昆布だしが味わえなくなるかもしれないと思いましたね」。

だし料理+ ─じふ─

店主の井上典明さん。30歳で北海道に渡って飲食店勤務を経験。その後、東京を経由し京都で繁盛店を11年半営業。2022年から新しい挑戦を開始

昆布や魚介の減少を止めるために何ができるか分からなくても、今味わえるダシの美味しさに感謝することはできるはず。「ここで削りたてのだし料理を気に入ってくださって、だし文化を少しでも日常に取り入れる人が増えれば、何かが変わっていくかもしれない」と微笑む井上さん。カップで提供するnomu oだし500円のテイクアウトや夕方のdashiスタンドも楽しい、だし愛に溢れた店、一度のぞいてみて。

だし料理+ ─じふ─

hikitate oだしの朝ごはん1300円。注文してから引いたダシでまずは一服。一膳目はマグロ節にオリーブオイルと塩、二膳目は鰹の本枯節に山ワサビの醤油漬けをのせて

だし料理+ ─じふ─

だし料理十 -じふ-

  • だしりょうり じふ
  • 2022年6月1日 open
  • 京都府京都市左京区一乗寺樋之口町27
  • 叡電「茶山駅」から徒歩11分
  • Tel.075-585-4425
  • 7:00〜17:00
    日曜8:00~16:00
  • 月・火曜休
  • 全席禁煙 完全個室無 駐車場2台
  • https://www.dashiryori.com/
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