2023年は「卯(うさぎ)年」!干支詣におすすめな...
宇治川にかかる華やかな朝霧橋を渡ると、たどり着くのが[宇治神社]。本殿は鎌倉時代初期につくられ、国の重要文化財として指定されている。主祭神「菟道稚郎子命」は学業成就・受験試験合格の神様として永く崇敬されている。
「菟道稚郎子命」が、河内の國からこの地に向かわれている途中道に迷われた際、一羽の兎が現れ「振り返り、振り返り、この地に道案内をした」という故事「みかえり兎」の舞台となっており、うさぎに縁深い神社としても知られている。
「うさぎ」は安産多産であることから、戌の日のお参りや卯の日の安産祈願としても信仰されている。「願掛けうさぎさん巡り」は、本殿正面に置かれている「みかえりうさぎ」に向かってお参り。その後、絵馬を持ちながら本殿を時計まわりに3周する間に、3つのうさぎの置物に出合えると、絵馬に書いた願い以上のご利益を授かれるとされている。毎月一日には、もう1つブロンズの「みかえりうさぎ」の置物も現れるそう。
みかえり兎のおみくじや絵馬、御朱印は故事にならってつくられており、振り返ったうさぎの姿は[宇治神社]ならではのもの。
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