河原町にある［SPICE GATE］でスパイスの可能性を広げて

Leaf KYOTO 店舗紹介河原町にある［SPICE GATE］でスパイスの可能性を広げて

2023.2.3

京都京北産の鹿モモカツカレー1980円。カツに合わせるソースをイメージしたというルゥは欧風カレーとスパイスカレーの中間のような味わい

河原町にある［SPICE GATE］でスパイスの可能性を広げて

2022年5月12日 open

四条烏丸の人気店［INDIA GATE］の姉妹店。朝は和風の朝定食をテーマとした出汁カレー、昼は鹿カツや鹿ステーキがのったカレーなどを用意。バスマティライスは［祇園北川半兵衛］の煎茶で炊くなど随所にこだわる。デザートにはスパイスを活かしたスイーツを。世界各地のスパイスを約100種類販売しており、スパイスの魅力にどっぷり浸れる。

店主のヤマガタさんが、インドの炊き込みごはん・ビリヤニへの熱い思いが高じてオープンしたビリヤニ専門店［INDIA GATE］。その姉妹店であるこちらは、扉の横のスペースにカラフルなスパイスがずらりと並ぶ。「今回はスパイスの販売にも力を入れたくて。カレーをきっかけにスパイスへ、またはスパイスをきっかけにカレーへと繋がればいいなと思っています」とヤマガタさん。

２つの店を切り盛りしながらミュージシャンとしての顔も持つヤマガタさんは、「曲とカレーのレシピは完成させていく過程が似ている」と話す。「音楽は耳コピ、料理は舌コピというか。五感を使いながら、自分が納得していく感覚が同じなんですよね」。

そんな才能豊かなヤマガタさんが作るカレーはさすがの個性派。店は7時30分から開いており、日本の朝ごはんをカレーで表現したという出汁カレーが朝の名物だ。店の真髄ともいえるバスマティライスは口当たりが軽く朝食にもぴったりで、やさしい魚介だしや和テイストの副菜とマッチする。昼は狩猟免許を持つスタッフが捕えて丁寧に下処理したという、新鮮な鹿肉がのった濃厚なカレーが登場。ジビエとスパイスのパワーで、午後に向けてしっかりチャージできる。