醍醐山に広がる自然豊かな境内に国宝の建物などが立ち...
[妙心寺]の南総門をくぐり西側すぐのところにある[退蔵院]は、優美な庭を有することで知られる。「ヌルヌルと捕まえにくい鯰(なまず)を瓢箪で捕まえようとする。この矛盾をどう解釈するか」という将軍の問いに対する高僧人の答えを表した「瓢鮎図」(国宝)を所蔵していることでも有名な寺。その「瓢鮎図」にちなんだ半生菓子「是什麼(これなんぞ)」は瓢箪とナマズをあしらったオリジナルのデザイン。茶席[大休庵]で抹茶とともに味わえる。
白砂の庭と黒砂の庭が対をなす「陰陽の庭」は、禅の教え「不二(ふに)」を表現しているという。その間を抜けて奥へ進むと、昭和を代表する作庭家・中根金作が作庭した「余香苑(よこうえん)」とよばれる池泉回遊式庭園が広がる。四季折々に美しい姿を見せる庭園だが、春は大きな枝垂れ桜が花を咲かせ、秋は紅葉で赤く染まる。
[お花見情報]
見頃/3月下旬~4月上旬
拝観時間/9:00~17:00(最終受付)
拝観料/大人600円、小中学生300円
[紅葉シーズン情報]
見頃/例年11月中旬~12月上旬
『観楓会』
観楓会期間/2024年11月16日(土)〜2024年12月8日(日)
拝観時間/9:00~17:00(最終受付)
拝観料/大人600円、小中学生300円
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