まもなく創業70周年を迎える[洋菓子のバイカル 下...
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2021年5月5日 open
早朝5時頃から活気づく京都市中央市場。場外で微かな光の下、黙々とコーヒーを淹れる男性の姿が。
リアカーの上にグラインダーやドリッパーなどコーヒー器具がセットされ、スピーカーからは歌謡曲やロック、ヒップホップなどの音楽が心地良く鳴り響く。このエリアでは少々異質とも言える小さなコーヒースタンド[微光]には、休息や目覚めの一杯を求めて市場関係者が多く集う。毎日2~3杯飲む人も多く、「ここがないと困るねん」と話す常連客の姿が印象的だ。
「4年前、兄が40歳で亡くなったんです。兄は実家の農業を継ぎ、競りに出るために市場近くに住んでいました。そんな兄が見た景色を見たかった。どんな気持ちで、ここで何をどう感じたのか。だからここに住んでみようと思って」と、この場所でコーヒースタンドを始めた理由を語る店主・梶谷さん。
「実際ここに立ったことで僕は市場から元気をもらったし、新しく見えた景色がある。だから僕がここでできることをやっていきたい。市場の今を伝えられたら」とコーヒーはもちろん、SNSやアートイベントを通して京都市中央市場の今を発信している。
目覚めの1杯をお供に、今の京都市中央市場を肌で感じに訪れて欲しい一軒だ。2Fで焙煎する珈琲豆はオンラインでも購入可能。
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