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2022.5.17
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天若

二代目店主 西岡 瞭さん
1991年生まれ。大学卒業後、祖父の元で3年、その後[高台寺和久傳][おたぎ]で研鑽を積み、2021年12月[天若]の二代目に就任。

家族の想いを受け継ぐ西陣にある日本料理店[天若]

2021年12月4日 open

1963年創業、絹織物の街・西陣で多くの人に愛された日本料理店[天若]。2017年に大将が高齢のため一度54年の歴史に幕を下ろしたが、2021年12月、5年ぶりに復活を遂げた。

天若

「3歳のころから祖父の店を継ぐと決めていました」と祖父が[天若]を始めたのと同じく30歳で二代目店主に就任したのは西岡瞭さん。「小さい頃からおじいちゃん子で、よく店にも来ていました。料理で人を喜ばせている祖父の姿をかっこいいと感じていて、自分もそんな仕事ができたら嬉しい」と、幼少の頃からぶれずに祖父の背中を追い続け、自身の人生を切り開いてきた。

天若の八寸

コース1万6500円(サ別)の一例。縁高に入った八寸は時計回りに山菜と赤貝の酢味噌和え、スモークサーモンの手毬寿司、菜種真薯、一寸豆、海老煮、筍の木の芽和え。

そんな瞭さんが作る料理は祖父の代から変わらず八寸から始まり、椀物、お造り、天ぷら7品、酢の物、温物、ごはん、デザートからなる全8種類が楽しめるコース。

天若の豆腐の天ぷら

コース1万6500円(サ別)の一例。祖父の代からの名物・豆腐の天ぷら。薄くサクっとした繊細な衣が天つゆを纏い、口の中でじゅわっと旨みが広がる。

コースの中で必ず出る一皿には、祖父の代から愛されている豆腐の天ぷらなどの名物料理はもちろん、先代は使わなかったアボカドなどの食材を積極的に使ったり、中国茶とのマリアージュを提案したりと、瞭さんならではのセンスで訪れる人を笑顔にしてくれる。家族の愛が紡いだ歴史ある店だからこそ、ハレの日や記念日など大切な人と過ごす日に訪れたい一軒だ。

天若

天若

  • てんじゃく
  • 2021年12月4日 open
  • 京都府京都市上京区千本通五辻上ル牡丹鉾町570
  • 嵐電「北野白梅町駅」から徒歩15分
    バス停「千本今出川」から徒歩3分
  • Tel.無
  • 18:00~ 一斉スタート
  • 水曜休、他不定休有
  • 要予約 サービス料5%
  • 全席禁煙 完全個室無 駐車場5台
  • https://www.instagram.com/kyoto_tenjaku/
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