クリスマスの伝統菓子を和菓子で表現![京菓子處 鼓...
むっちりとしたヴィエノワにバタークリームとラムレーズンを挟んだり、ルヴァン生地にコーヒー、オレンジピール、クルミ、ホワイトチョコを練り込んだり。センスの良いうつわや木製ボードに並ぶパンを前に「あれもこれも食べてみたい!」と迷わずにいられない。クチコミでファンが増え、閉店時間よりだいぶ早い時間帯に売り切れてしまう日も珍しくない、二条城近くのベーカリー。
人気カフェや料理店のシェフからも絶大な支持を得る一軒だが、実店舗を持つ前、パンイベントに参加しはじめた頃は悔しい思いもしたという。
「最初は全然売れなくて。どうにか立ち止まってもらいたい一心で、うつわを揃えて見せ方を工夫。お客さまのダイレクトな反応を見たことが、今に活きているのかもしれません」と、当時を振り返る。
実は2022年2月に店舗を拡張した。「スタッフも増え、作るパンも増え、作業スペースが手狭になってきて。せっかく買いに来てくださった方が、売り切れていてがっかりすることがないよう、たくさん焼ける体制を整えたいです」と、明日のルヴァンの仕込みをしながら話す中川さん。新しい空間から生まれる新作に、また期待したい。
取材件数年間600件以上!京都・滋賀を知り尽くした編集部厳選のお取り寄せサイト。
今なら公式LINEお友達登録で500円OFFクーポン発行中!!