苔庭の静寂さに癒される嵯峨の[祇王寺]
和銅6(713)年に行基が元明天皇の勅願により木上山葛井寺として建立したのがはじまり。天長6(829)年に空海の弟子・道昌僧正が本尊の虚空蔵菩薩像を安置。貞観10(868)年に寺号を[法輪寺]と改めた。「十三まいり」の寺として知られ、数え年13の男女が智恵と福徳を授かるために参詣する。毎年2月8日と12月8日には使い終えた針を供養する針供養、境内に電気・電波を守護する電電明神を祀る電電宮があることから、5月23日には電電宮大祭が執り行われる。
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