紅葉ライトアップ/隨心院
弘法大師(空海)八代目の弟子である仁海僧正の開基にして991(正暦2)年、一条天皇より寺地を賜り建立。古くは牛皮山曼荼羅寺と称された。寺の周辺はかつて氏族の小野氏が栄えた地であり、平安時代の歌人・小野小町が宮仕えを辞した後に余生を送った場所とされる。小町に寄せられた千通の恋文を埋めたという文塚や、恋文をお地蔵さまの裏手に張りつけて供養したという小町文張地蔵など小町ゆかりの遺跡が今に残る。
紅葉や梅の名所としても知られ、毎年3月の最終日曜日には小野小町の伝説を主題に、はねず色(白色を帯びた紅色の古名)の小袖の少女たちが紅梅を花笠にして舞う「はねず踊り」が執り行われる。
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