

2020年5月1日 open
場所は梅小路公園の北側に位置する、複合施設「KYOCAビル」の2F。店長の春木智恵子さんは、大阪や箕面で20年続く自然療法サロン[ゆらぎスタイル]の活動で実生ゆずを守る活動に取り組んでいた。生命力に溢れる実生ゆずの存在をもっと多くの人に知ってもらいたいと、サロンやスキンケア以外に食品の販売や商品開発を行う[実生ゆず WHOLE FOOD]代表に。もともと「KYOCAビル」内で就労継続支援事業所[ル・クロラボ京都]を率いていた黒岩オーナーのバックアップを得て、実生ゆずを主役にしたメニューが味わえるカフェをオープンさせた。カフェのメニュー監修を担う髙橋シェフから見た春木さんは「パワフルで実生ゆずの申し子のような人です」。
昨今は、大学農学部との研究開発や、食品関係の企業とのコラボなど、フィールドが広がりつつあるという春木さん。「通常のゆずは接ぎ木で栽培されることが多いけれど、実生ゆずは年もの歳月を掛けて種から育てます。そうして育った果樹は、200~300年もの間ずっと実がなり続けると言われています。皮やわたには抗酸化作用、種には血行促進や保湿作用など、これまで廃棄されてきた箇所にこそ、健康美に導く成分がいっぱい。実生ゆず農家さんたちの苦労が実るよう、ここから魅力を発信していきます!」
右/店長 春木智恵子さん
植物の力を活かしたサロン[ゆらぎスタイル]に勤務した後、実生ゆずとの出合いをきっかけに、実生ゆずカフェ運営や加工販売に従事。
左/シェフ 髙橋雄一さん
フレンチ[ル・クロ]が手掛ける福祉施設・スイーツ&フード工房[ル・クロラボ京都]の施設長。滋賀県栗東市[Orpo]のオーナーシェフでもある。
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