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2021.6.4
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懐かしくて新しい[地球屋]へ

2020年9月25日 open

時代を彩るポスターに囲まれ若者が夢を語り合う。サブカルチャー好きの溜まり場だった[地球屋]が、その歴史に幕を閉じた2020年の春。惜しむ街人の声と自分の心の声に押され、後継者募集に手を上げたのが[地球屋]バイトOBの菊岡さんだった。

ギリシャの酒場で目にするという定番のアテ、スブラキ480円。オレガノなどハーブを利かせた豚の串焼き

チキンバルチとナン8枚680円は、トマトとガラムマサラで煮込んだ、パキスタン北部のカレー。鶏肉ナンにのせてガブリ

 

動向はずっと気になっていた、でもまさか自分が継ぐとは思っていなかったそう。「はちゃめちゃで独特な先輩ばっかりで、旅の楽しさも、自由な生き方もここで学んだ。奥さんと結婚できたのも、バックパッカーを知ったのも、ここがあったから。振り返ると[地球屋]とは切っても切れない人生を歩んできたなぁと思ってね。」

写真右からスタッフ 宮西琢磨さん、スタッフ コンブさん、四代目店主 菊岡信義さん

自身が経営する料理店も大変な中、[地球屋]を復活させた菊岡さんは、自身のことを「大げさかもしれませんが、街の遺産のサポーター」と位置づけている。[地球屋]をどうにか残し、五代目に託す日を迎えることがミッション。特大の皿うどんや、日本酒の招徳1合380円など定番メニューは残しつつ、世界放浪旅メシを新たに加えるなど、進化させながらその日を待っている。「昔からの常連さんも若い人も、復活させてくれてありがとうって言ってくれます。改めて、みんなに愛されている店なんやなって感じます。」

地球屋

  • ちきゅうや
  • 2020年9月25日 open
  • 京都市下京区西木屋町松原上ル三丁目市之町239-1
  • Tel.075-746-2985
  • 17:00〜23:00/LO(22:30)
  • 不定休
  • 全席禁煙 完全個室無 駐車場無
  • https://akr1893286739.owst.jp/
  • ※予告なく記載されている事項が変更されることがありますので、予めご了承ください。
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