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2022.10.25
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ANTELOPEのクラフトミード

左から肉料理との相性抜群なAntelope Sling2860円、ピンクグレープフルーツのジューシーな酸味と苦味が広がるKinoshita2860円、カクテル感覚で楽しめる看板ミードWhat Churchill Said2420円

野洲の[ANTELOPE]に国内初のクラフトミード醸造所が誕生

製パン工場の跡地だった場所に、11個の製造タンクを設置。ミードとは蜂蜜と水と酵母で作るお酒のことで、クラフトミードはそこにさまざまなフルーツやスパイスなどの副原材料を加えたり、ビールの手法を取り入れたりする。可能性は無限、“これは面白い!”が起業のきっかけになったのだそう。

ANTELOPEの内観

「世界的クラフトビールの祭典を訪れ、偶然飲んだミードに衝撃を受けまして。日本の市場にないミードを広めたいと思いました。会社のビジョンは“お酒でファンタスティックな縁を”。ただ美味しいだけではなく、人と人の輪を繋げてくれるものであって欲しいと考えています」と語るのは醸造家の谷澤さん。

ANTELOPEのお二人

谷澤さん(右)は京都大学農学部在学中にクラフトビールの研究を開始。静岡の醸造所で修行中、大阪にて店主の福井さんと出会い2020年に[ANTELOPE]を創業。オカチャンさん(左)は谷澤さんのブログを読んで興味を持ち[ANTELOPE]のスタッフに

注いでくれたのは看板ミードの「What Churchill Said」。ジントニックからインスパイアされたというミードはサラリとした甘さで、微発泡ワインを使ったカクテルのような、かなり飲みやすい味わいになっている。

ANTELOPEのwhat churchilll said

What Churchill Said2420円。ジンに使われるジュニパーベリーというスパイスとライムを使用。ラインナップの中で最も甘く、カクテル感覚で楽しめる

いろんなテイストがあるので、レストランでの食中や食後、キャンプや野外イベントなど、シーンに合わせて選べるのも魅力。「これからは自主イベントなど、繋がる場もたくさん提供していきたいです」と話す谷澤さんの次の仕掛けに期待したい。

ANTELOPEの外観

ANTELOPE

  • アンテロープ
  • 滋賀県野洲市永原551
  • バス停「永原住宅前」から徒歩5分
  • Tel.無
  • 不定休(営業日はWEBサイトで確認)
  • 駐車場1台
  • https://antelopebeer.com/
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