Leafだけのスペシャルエディション!オーガニック...
Made in Kyoto=「京もの」。京都の伝統あるものを継続しながら、新しいことに挑戦し老舗として100年以上の歴史を築いている。時代が変わっても続けるべきもの、時代が変わったからこそ生まれたものには、それぞれストーリーがある。
花街・祇園に店を構える老舗は、つばき油はもちろん、時代に沿うヘアケア・スキンケア商品を扱う。
その種類の多さにも驚きながら、店を訪れたことをきっかけに、美容に興味を持つようになる人もいるほど、髪にも肌にも負担をかけない天然由来の商品など、女性はもちろん最近は男性も心惹かれる、人のことをちゃんと考えたアイテムが揃う。
創業は、1865(慶応元)年。京極六角下ル(現在の寺町六角あたり)にて、芝居小屋の座元(会場経営)をしながら、舞台で必要なさまざまな小間物を製造販売したことがはじまり。その後、小間物の小売部門を独立させ[かづら清]と名乗り、宮内庁御用達を賜るように。四条御旅所あたりへ移転を経て、祇園に店を構えたのは昭和初期の1936年という。
そもそも椿を搾った油には古い歴史がある。『続日本記』(797年編纂)には、異国へ海石榴油(つばきあぶら)を贈ると書かれ、平安期の古文書でも平安貴族の生活に欠かせない品として読み解くことができるほど。江戸時代には、女性の黒髪を艶やかにすると庶民にも広がったという。
[かづら清老舗]は、創業当初から役者たちに必要なつばき油を扱い販売してきた歴史がある。だからこそ良質なつばき油を熟知し販売してきたが、四代目当主のときに、九州最北端・長崎県の五島列島につばき油搾油工場を開設したことで、より良きつばき油へ。「先々代は長崎出身の人で、五島列島が日本屈指の椿油の生産地であることを知っていました。それで、五島に自社で椿園を持ち工場を作ったと聞いています」と話すのは、現当主六代目を支える常務取締役の霜降真代さん。
長年愛用するファンが多い[かづら清]のつばき油が良質な理由は製法にもある。落ちた椿の実を拾わずに、手で木から収穫をすること。また、何度か濾して良い成分だけを使うこと。収穫時期は秋で、毎年11月中旬から新春あたりまでは期間限定で「旬搾り 特製つばき油」が登場する。搾り出された黄金色のつばき油は、自然の恵みが詰まった天然の美容オイル。オーガニックであることにも注目をしたい。
つばき油は、髪だけに使うものと思いがちだが、実は全身に使える。人の皮脂成分に最も近い、天然保湿成分のオレイン酸を85%配合し、オイルの中でも特に酸化しにくい性質。足りない保湿成分を補いながら皮膚を正常な状態へ導くという。
[かづら清]では、シャンプーなどのヘアケア商品に加えてスキンケア商品も豊富に用意する。その一つが“香る椿シリーズ”。人気は、つばき油にラベンダーやローズマリーなど5種のオーガニックつばき油を配合した「特製つばき油香る椿」で、今秋には華やかな香りのイランイランなど5種を配合した新製品「特製つばき油香る椿RELAX」が登場。どちらも思わず目を閉じて香りに酔いしてしまうほど。肌への浸透が良く全身に使えて、お風呂上りや疲れを感じたときに手や首元に塗り込むのもおすすめ。
同じく香る椿シリーズには、ハチミツなどを配合した「椿りっぷクリーム」や「抹茶・椿りっぷクリーム」。また、植物由来成分により雑菌の繁殖や体臭を抑えるという「椿 ハンド&ボディクリーム880円~」も。さらに、もう一つのシリーズ“清ら肌”には、シートタイプの美容液マスク、炭酸椿石けんなど、時代を象徴するアイテムも揃う。
「つばき油は、クレンジングとして使って汚れを落とすことも、洗顔後やお風呂上りに肌に潤いを与えることもできて、整髪にも使えますから本当に万能です。おすすめの使い方は、つばき油でマッサージしてシャンプーすること。ダメージヘアも艶髪へ導きます」と、霜降さん。
これからの[かづら清老舗]は、毎日の「暮らしを美しく、晴れの日をあでやかに」するための商品を開発。女性はもちろん男性も使えるようユニセックスな時代にも対応していくとのこと。
古来から現在まで残っているのには理由がある。この冬こそ、「つばき油」でオイル美容を始めてみるのはいかがだろう。
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