先斗町にある［京.居酒家たんぽぽ］で京都のお酒とおばんざいを味わう

Leaf KYOTO 店舗紹介先斗町にある［京.居酒家たんぽぽ］で京都のお酒とおばんざいを味わう

2023.9.28

（左）店主・村瀬剣史郎さん。京都府出身。10年以上飲食に携わり、店長職も経験して独立。この店では接客とお酒を担当。ゲストに合わせ心地よい距離感を意識した接客がモットー（右）女将・ナオコさん。兵庫県出身。剣史郎さんと同じく、長年飲食で接客などを担当。ひと工夫を加えながら真心込めて料理を作ることを心掛けている

先斗町にある［京.居酒家たんぽぽ］で京都のお酒とおばんざいを味わう

2023年2月7日 open

活気が戻り、人の往来で賑わう先斗町。その一角に今年、［京.居酒家たんぽぽ］がオープンした。店主の村瀬さん夫妻はこれまでともに、京都の飲食店で接客業を中心に経験を積んできたそう。夫の剣史郎さんは大好きなお酒を通してゲストと触れ合ううちに、独立を考えるようになったのだとか。「二人で店を始めようとなったときに、私が料理を担当すると決めて。特別なものは作れなくても準備に時間を掛けて丁寧に、ベストを尽くした料理でもてなしたい」と女将のナオコさんは語る。

京の地酒呑みくらべセット1500円は、好みを聞いて剣史郎さんが3種をチョイスしてくれる。珍しいお酒が登場することも

観光客も多い土地柄、京都の味を楽しんで欲しいと、京野菜など地元の旬素材を使って作るおばんざいに合わせるのは、やっぱり京都の地酒だ。「南は城陽や伏見、北は京丹後や宮津などの酒蔵のお酒を揃えています。ふらっと遊びに来るような感覚で、気軽にお酒とおばんざいを食べに来てもらえたら嬉しいですね」と剣史郎さん。

おばんざい六種盛り合わせ1800円～は一番人気のメニュー。この日は京とまとのおひたし、具だくさんおから、じゃこ万願寺など

銘柄はあえて固定せずそのときどきの美味しいものを、軽めからしっかりしたものまで全体のバランスも考えて揃えているそう。L字型の居心地のよいカウンターは一人飲みにもぴったり。店名のたんぽぽの名の通り、先斗町に根付き愛される店になっていくことを期待したい。

京宇治鴨かもわさ800円。程良く脂がのった朝引きの新鮮な鴨のササミを、みつ葉とワサビで和えてお酒のアテに

京.居酒家たんぽぽ
きょう.いざかやたんぽぽ
2023年02月07日 open
京都府京都市中京区材木町184-2
京阪「三条駅」から徒歩5分
地下鉄「三条京阪駅」から徒歩5分
Tel.080-5810-0278
17：00～22：00（LO）
土・日曜、祝日16：30～22：00（LO）
木曜休、他不定休有
全席禁煙完全個室無駐車場無
https://www.instagram.com/tanpopo_kyoto_official/
PHOTO／眞鍋光太朗、TEXT／板倉詠子