京都にある日本最古のエレベーターが製造・輸入から1...
2022年5月20日 open
かつて行列ができるほど人気のお好み焼き店[香楽]があった。14年前に惜しまれつつ閉店したその店は、博章さんの祖父が開き父へと受け継がれたもの。時を経て博章さんが“三代目”として、新たに構えた店が[TEPPAN楽 GAKU]だ。
「たくさんの人に鉄板文化を楽しんで欲しいという思いで店を始めました。先代の味を伝えていければ」と博章さん。お好み焼きの生地などは先代のレシピを継承し、ソースは独自に研究を重ねた博章さんのオリジナル。昔ながらの味と現代に合わせてアレンジした味を組み合わせて完成した鉄板料理はすでに評判で、満席になる日も多いのだそう。
一人でも気軽に店に来られるようにと、席はカウンターのみ。ソースの香りが鼻腔をくすぐる店内で、料理が目の前の鉄板で仕上がっていく様子を眺めれば、否が応でも食欲がそそられる。
「ソースはフルーツをベースに作っており、甘い味と辛い味を用意しています。鰹節ではなくマグロ節、青のりではなくあおさ粉を使い、練り辛子は自家製。素材の一つひとつにこだわっていますね」。博章さんはDJの顔も持ち、店内は防音壁なのだそう。
熱々の鉄板料理と冷たいビール、音楽が揃う楽しいひとときを過ごしたい。
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