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2023.1.24
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車折神社の花天井

パワースポットで参拝客を見守る[車折神社]

平安時代の儒学者・清原頼業公をご祭神とする[車折神社]。学業の神様であるほか、商売繁盛、金運、良縁などの御利益が知られている。花天井があるのは、本殿に続く拝殿の拝所。見上げると36枚の絵が一面に広がっており、圧巻だ。

1.車折神社と花天井

平安時代後期の儒学者・清原頼業公をご祭神とする車折神社。学業の神様であるほか、「約束を違えない」誠実な人柄であったことから、商売繁盛、金運、良縁などの御利益が知られている。花天井があるのは、本殿に続く拝殿の拝所。見上げると36枚の絵が一面に。モチーフになっているのはユリやアジサイ、キクと言った花のほか、スイカやカブなどの野菜、魚が泳ぐ姿や木の枝にとまる鳥もいて、美しく、とても華やか。「お詣りをしているみなさんを見守ってくださっています」と車折神社の神職さんは言う。

車折神社の入り口
車折神社の花天井

大正~昭和に活躍した山口玲煕作

制作時期は不明だが、昭和63(1988)年に拝所が全面改修されたときにはすでに絵は存在。作者は大正から昭和に活躍した日本画家山口玲煕氏。

2.奉納された玉垣は約4000枚!

芸能の神様、天宇受売命(あめのうずめのみこと)をご祭神とする。お参りにきた芸能関係者の朱塗りの玉垣は総枚数なんと約4000枚。お参りをしたら参道にズラリと並んだ玉垣を眺めるのも楽しみのひとつ。

車折神社内・芸能神社

3.願いが叶ったら、もうひとつ石を

石が入ったお守り。江戸時代、車折神社の石を拾って帰った人の願いが叶ったことから始まった習わし。祈念神石を持ってお参りをし、願いが成就したら別の石にお礼の言葉を添えて、祈念神石とともに返納する。

車折神社の神石
車折神社のお守り

4.心を清めて、良縁を呼び込もう

巨大な円錐形の石がお祀りしてある清めの社。立て砂をイメージしたもので、悪縁を払って良縁を呼び込むと言われている。写真に撮って身に着けておくとよいと言われていて携帯電話の待ち受けにする人も多いそう。

車折神社の清めの石

[お花見情報]
見頃/3月上旬~4月下旬
拝観時間/9:30〜17:00
拝観料/境内自由

車折神社

  • くるまざきじんじゃ
  • 京都府京都市右京区嵯峨朝日町23
  • 嵐電「車折神社駅」から徒歩1分
    バス停「車折神社前」から徒歩1分
  • Tel.075-861-0039
  • 9:30~17:00
    花天井は常時公開
    境内自由
  • 駐車場10台(9:30〜16:30)
  • http://www.kurumazakijinja.or.jp/
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