

2020年3月22日 open
1869年に下京二十七番組小学校として設立された元清水小学校。1933年に現在の場所に移転し、その際新築された校舎がこの度ホテルへと装いを新たに活用された。先人たちの意匠を残すべく工夫された外観や内装に、本物を継承していく京都の気質が息づく[ザ・ホテル青龍 京都清水]。そのホテル最上階に誕生したバー空間[ K36]には、館内の「TheBar」、屋外の「Rooftop」という二つの空間が用意されている。ぐるり360度、八坂の塔や京都タワーも一望できるルーフトップ中央のカウンターに立つのは、全体の監修を務めた西田稔さん。バーテンダーの誰もが憧れる、言わずと知れた京都のバー業界の重鎮である。
「3年前、小学校当時のままだった物件の屋上で夕陽を見た時、オーバルのカウンターの前に笑顔のお客様が立つ情景が浮かびました。世界中のルーフトップバーを見てきましたが、都会の夜景を見下ろすところがほとんどです。ここは目線と同じ位置に、どの国にもない特別な景色が広がっています。」
メニューは、建築の歴史と重なるようなクラシック・カクテルを主軸に構成されていて、どれも[K36]でしか味わえない配合に。「バトラーの役割は、ご主人がどうすれば喜んでくださるか、考え抜くこと。日本ほど世界中のお酒が揃っている国はありません。その夜お出ししたカクテルが、お客さまにとって旅先の良い記憶になるよう、ここからまだ進化させていきたいです。」[K36]でお客さまを出迎えながら、若きバーテンダーたちの学びを見守る西田さん。孤高のクラシック・カクテルを目指して、ぜひとも訪れたい。
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