店主の山元克之さんは企業のクラブチームに所属し、バレーボール選手として活躍していたという異色の経歴の持ち主。退社後一念発起しうどん職人として各地で修行を積み、2006年に店を構えた。店は岡崎公園の東隣に立ち、平安神宮や京都市京セラ美術館、京都市動物園などの観光スポットがすぐ近くに点在する好立地。趣ある佇まいの店は、山元さんの祖母の家を改装したもので、山元さんの祖母は50年以上前にここでうどん屋を営んでいたという。そんな縁にも導かれるように開いた店は瞬く間に評判となり、全国から人が訪れる行列が絶えない店に。2022年現在は電話で当日分の予約が可能なので、事前に予約してから訪れるのがおすすめ。2019年に店の隣にテイクアウト専門店がオープンしたので、お土産を買って帰ることもできる。
メニューは太麺の程良い弾力となめらかな喉越しを楽しめるつけ麺や、ダシの旨みたっぷりの温かいかけうどんと土ゴボウや鶏ササミなどの天ぷらのセット、自家製香味油のコクを加えた香味油うどん、うどんのコシを感じられるざるうどんなど、魅力的なラインナップが揃う。お取り寄せできるメニューもあるので、家でもゆっくり味わってみたい。