2023年8月11日（金・祝）〜8月29日（火）まで、真言宗総本山 東寺・食堂（じきどう）にて、インドの現代ゴンド・アートの第一人者であるバッジュ・シャームの日本初となる個展が開催される。本展のために描き下ろした作品や、最新作となる大型キャンバス作品など世界初公開となる作品を含む約40点の原画を公開。さらに会期に合わせ初来日し、日本に滞在しながら作品制作を行う予定だ。

バッジュ・シャームは、インド中部の森にあるゴンド族の村・パタンガル生まれで、ゴンド族に伝わる表現や物語を受け継ぎながら自身の視点で昇華し、現代的な感覚やシンプルなストーリーテリングを交えて表現するアーティスト。1998年パリでのグループ展参加を皮切りに、ロンドン、ベルリン、ミラノ、オランダなど世界各国の美術館やギャラリーで個展が開催されるなど、インド国内外でも注目を集めている。

また、本展で展示する貴重な原画作品は一部を除き販売も行われる。複製原画や図録のほか、オリジナルグッズを販売するポップアップショップも食堂内に同時オープン。アパレルブランド［BRÚ NA BÓINNE（ブルーナボイン）］と本展とのコラボレーションTシャツや、京都の新たなアートスポットとして注目を集める現代アートホテル［KAGANHOTEL（河岸ホテル）］とのコラボレーションキーホルダーなどのアイテムも登場予定なので、合わせてチェックしてみて。