劇団「ヨーロッパ企画」が第40回公演『九十九龍城』を、2021年12月18日（土）から2022年2月26日（土）までの約3ヶ月間にわたり全国で公演を行う。京都公演は京都府立文化芸術会館にて12月23日（木）～12月26日（日）5ステージ。

2019年以来、約2年ぶりの本公演となるこの舞台には、ヨーロッパ企画メンバーの他、金丸慎太郎、早織も出演。また、ヨーロッパ企画としては17年ぶりの新メンバー加入となる藤谷理子の入団が決定し、今回の公演から参加する。

記者会見で、作・演出を手がける上田誠は「2年ぶりの本公演。本公演は特別のものがあります。『九十九龍城』は、香港の九龍城ような設定で、魔窟を刑事2人でのぞき見る舞台」と語った。劇団員の中川は「2006年に上演した『Windows 5000』が進化した作品。進化ポイントは３つで、1つ目は舞台美術が酒井ではない、2つ目は小道具が永野ではない、３つ目は2時間越えないこと」と、会場を笑いに包んだ。

昨年、コロナ禍で配信劇などにチャレンジしてきたヨーロッパ企画が、待ちに待った観客と共に楽しむ舞台へとかえってくる。ヨーロッパ企画ならではの心地よいテンポと物語に引き込まれ、どっぷりと没入感が味わえること間違いなしの新作に期待が高まる。

京都公演
日時／2021年12月23日（木）～12月26日（日）5ステージ
場所／京都府立文化芸術会館
京都府京都市上京区寺町通広小路下ル東桜町1番地
交通アクセス／バス停「府立医大病院前」すぐ

大阪公演
日時／2022年2月19日（土）～2月20日（日）3ステージ
場所／シアター・ドラマシティ
大阪府大阪市北区茶屋町19-1
交通アクセス／阪急｢大阪梅田駅｣から徒歩3分

作・演出／上田誠
出演／石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、藤谷理子、本多力、金丸慎太郎、早織
音楽／キセル