[2024]夜桜を満喫!京都から行ける桜ライトアッ...
寒い冬が過ぎ去り、ほんのりと暖かな春の日差しを感じる今日この頃。京都に来たらこのスポットだけは見逃せない!絶対に行きたい!今回はそんな気持ちへと導かれる京都を代表する桜の名所をご紹介します。
長きにわたり皇室出身者が住職を務めた皇室とゆかりの深い門跡寺院[仁和寺]。
金堂前のソメイヨシノ、鐘楼前の枝垂れ桜などの他、桜苑では、4月中旬から仁和寺の代名詞として知られる遅咲きの「御室桜」が約200本開花する。風格ある建造物と桜のコントラストが見事。
見頃/4月上旬~中旬
拝観時間/3~11月 9:00~17:00、12~2月 9:00~16:00 ※仁和寺御所庭園
拝観料/御所庭園 大人800円、高校生以下無料
京都最古の神社のひとつ[賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)]。通称[上賀茂神社]の名で知られる。
一の鳥居から二の鳥居まで一直線に伸びる参道の脇に、紅八重枝垂れ枝の樹齢150年の斎王桜、3月の下旬に白い花を広げる御所桜や馬出しの桜、鞭打ちの桜が並ぶ。また、二の鳥居の先に進むと赤い花のみあれ桜もあり、謂われのある多様な桜が目白押し。
見頃/3月中旬~4月下旬
拝観時間/5:30〜17:00
拝観料/無料
[京都府立植物園]の西側にある散策路[半木の道]。
賀茂川沿いの北山大橋から北大路橋まで続く道には、約800メートルに渡って八重紅枝垂れ桜が桜のトンネルを作り出す。葵橋付近から上賀茂橋付近までは、ソメイヨシノが連なり対岸からの眺めも美しい。
見頃/4月上旬〜中旬
時間・料金/散策自由
徳川家康が築城し数々の歴史の舞台になってきた[二条城]。
城内には、寒緋桜を咲き始めとして、ソメイヨシノ、山桜、枝垂桜、里桜と、50品種約300本の多種多様な桜を楽しめる。期間中の夜間には桜のライトアップや歴史的空間を活かしたプロジェクションマッピングのほか、体験型の催しも用意されており、幻想的な世界を体感。華麗に彩られた世界遺産を堪能あれ。
見頃/3月中旬〜4月中旬(例年)
開城時間/8:45~16:00(閉城/17:00)
※本丸御殿は保存修理工事中のため観覧休止
二の丸御殿観覧受付時間/8:45~16:10
「二条城桜まつり2023」
期間/2023年3月17日(金)~4月15日(土)
時間/8:45~16:00(閉城/17:00)
入場料/大人1300円、中高生400円、小学生300円
※二の丸御殿観覧料含む
「NAKED FLOWERS 2023 桜 世界遺産・二条城」
期間/2023年3月17日(金)~4月15日(土)
時間/18:00〜21:00 (閉城/22:00)
入場料/月~木曜 中学生以上 1600円、小学生1000円
金〜日曜、祝日 中学生以上 2000円、小学生1400円
4月1日・8日 中学生以上2400円、小学生 1800円
※上記は前売り料金のため当日券は追加料金が必要
※4月1日・8日については日付指定券
禅の美を表現した「石庭」と呼ばれる枯山水庭園で名高い古刹[龍安寺]。
枯山水の石庭「方丈庭園」の塀の向こうからのぞく枝垂れ桜をはじめ、池泉回遊式庭園「鏡容池」の水面に移る山桜やソメイヨシノが美しく咲き誇る。開花時期には、約400本の桜が境内を彩り、桜苑を楽しめる。
見頃/3月中旬〜4月上旬
拝観時間/8:30〜16:30、3〜11月は8:00〜17:00
拝観料/500円(2023年4月より600円)
足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため暦応2(1339)年に創建。
約700年前、夢窓国師によって作庭され、史跡・特別名勝に指定されている曹源池庭園の奥には、枝垂れ桜、ソメイヨシノ、山桜など約200本の桜が咲き誇る。高台の「望京の丘」からは、境内の桜と一緒に京都市内を一望でき、こちらも必見。
見頃/3月下旬~4月中旬
庭園8:30~17:00(受付終了/16:50)
諸堂8:30~16:45(受付終了/16:30)
法堂「雲龍図」は土・日曜、祝日のみ9:00~16:30 (受付終了/16:20)
※春夏秋は毎日公開期間有
「特別野点席」
期間/2023年4月4日(火)
時間/10:00~15:00
拝観料/庭園参拝料500円 ※お抹茶代800円別途
「平野の夜桜」とうたわれる桜の名所[平野神社]。
境内には約60種類400本の桜が植えられており、当地が原木の珍しい品種も多い。早咲きの枝垂れ桜「魁桜」をはじめ、開花時期が桜によって異なるため約1ヶ月に渡りお花見が楽しめる。特別夜間ライトアップでは、ぼんぼりや灯篭などの灯りが桜苑・境内を照らす幻想的な風景に出合える。
見頃/3月下旬〜4月中旬
参拝時間/6:00~17:00
「平野神社 夜桜 特別参拝」
期間/2023年3月25日(土)~4月16日(日)
時間/日没~21:00
参拝料/無料(一部有料区間有)
豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行った[醍醐寺]は「花の醍醐」とも呼ばれる桜の名所。
枝垂れ桜、ソメイヨシノ、山桜、八重桜など約700本の桜が順番に満開を迎え、長期間にわたって花見が楽しめる。また例年、文化財が多数所蔵されている「霊宝館」では、春期特別展を開催。国宝約7万5000点、重要文化財約430点のなかから、テーマに合わせた寺宝が公開される。
見頃/3月下旬~4月上旬
拝観時間/9:00~17:00(最終受付/16:30)
拝観料/3月20日(月)〜GW最終日まで大人1500円、中高生1000円(三宝院庭園・伽藍・霊宝館庭園)
「霊宝館春期特別展 さくら舞う醍醐寺〜太閤秀吉の花見〜」
期間/2023年3月20日(月)〜4月23日(日)※4月5日(水)〜7日(金)は休館
時間/9:00~17:00(最終受付/16:30)
拝観料/文化財維持寄付金500円
※別途、拝観料大人1500円、中高校生1000円(三宝院庭園・伽藍・霊宝館庭園)が必要。
妙心寺の南総門を入り、西側すぐのところにある[妙心寺 退蔵院]。
約50年前、名園・余香苑(よこうえん)が完成当時に植えられた紅枝垂れ桜が有名。平安神宮にある紅しだれ桜の孫桜で、花びらの色が日を追うごとにグラデーションに変化していく様は見事。また、散り際は桜のシャワーのようになる「花吹雪」も圧巻の美しさ。
見頃/3月下旬〜4月上旬
拝観時間/9:00~17:00(最終受付)
拝観料/一般600円、小中学生300円
京都で最大の朱色の大鳥居がそびえ立つ[平安神宮]。
紅枝垂れ桜やソメイヨシノなど約300本の桜の木が植えられており、大鳥居や社殿の朱色とのコントラストが見事。例年、紅枝垂れ桜が見頃の時期に「観桜茶会」が開催され、茶席が設けられる。また、夜は4年ぶりとなる京都の春を彩る風物詩「紅しだれコンサート」を開催予定。雅楽、ピアノ、バイオリンの演奏が行われ、非日常を感じるひと時が過ごせる。
見頃/3月下旬〜4月中旬
拝観時間/季節により変更あり。詳細はHPを参照
「観桜茶会」
期間/2023年3月26日(日)・30日(木)~4月9日(日)
時間/茶席9:00~16:00頃、神苑8:30~17:30
料金/お茶券1000円※別途神苑入苑料/大人600円、小人300円
「平安神宮 桜音夜 紅しだれコンサート2023」
時間/18:15~21:00(最終受付/20:30)
※18:40~19:20、19:50~20:30の2部制
※入れ替え無しの回遊式で実施
※客席無し
料金/一般3500円、小学生3000円
前売/一般2500円、小学生2000円
哲学者や文人が散策したことが名前の由来になった[哲学の道]。
若王子橋から浄土寺橋まで続く疏水沿いの全長約2kmの散策道は、「日本の道100選」に選定されている。疏水の両岸には、約400本のソメイヨシノなどが植えられ、満開時はまるで桜のトンネルのよう。
見頃/3月下旬~4月上旬
入場時間・入場料/見学自由
[京都御所]の周辺にあった公家町を整備し公園として開放した[京都御苑]。
自然豊かな国民公園には、枝垂れ桜、車返桜、山桜など、約1000本の桜の木が植えられている。特に、「出水の枝垂れ桜」と「近衞の枝垂れ桜」といわれる2ヶ所が有名。早咲きの「出水の枝垂れ桜」は傘を広げたような美しい樹形で写真スポットとしても人気を集める。また、3月下旬頃からは「近衞邸跡」にある枝垂れ桜(糸桜)の大木約60本が淡い色から濃い色まで美しいグラデーションで咲き誇る。(ブルーシート使用不可)
見頃/3月下旬~4月中旬
入園時間・入園料/園内自由
京都を代表する寺院の一つ[清水寺]。
2020年12月には半世紀ぶりの屋根の葺き替え工事が完了、清水の舞台として知られる本堂も装い新たになった。境内には山桜やソメイヨシノなど約1000本が咲き誇り、本堂からの眺めは格別の美しさ。春の夜間特別拝観では、ライトアップされた夜桜に本堂が包まれる幽玄な風景に出合える。
見頃/3月下旬〜4月上旬
拝観時間/6:00~18:00
「夜間特別拝観」
期間/2023年3月25日(土)~ 4月2日(日)
時間/18:00(受付/17:45)~21:30(最終受付/21:00)
拝観料/大人400円、小中学生200円
明治19(1886)年開園の京都市内最古の公園[円山公園]。
敷地内は、回遊式日本庭園になっており、料亭や茶店も点在。京都随一の桜の名所として知られ、枝垂れ桜、ソメイヨシノ、山桜など約680本の桜があり、お花見シーズンは公園全体が桜の花に彩られる。公園の中央には、樹齢80年の二代目の枝垂れ桜があり、ライトアップされた姿は「祇園の夜桜」として有名。花見茶屋もでるので、ゆっくりと鑑賞できる。
見頃/3月下旬〜4月上旬
入園時間/園内自由
「しだれ桜ライトアップ」
期間/2023年3月24日(金) ~ 4月9日(日)
時間/18:00~22:00
場内自由
浄土宗の総本山[知恩院]。東山華頂山から東大路通りまでの広い範囲で桜並木が見られる。日本最大級の木造二重門「国宝三門」が桜に包まれるシーンも必見。3月下旬から行われるライトアップでは、国宝の「三門楼上」に春季では9年ぶりに上がることができるという。他にも、枝垂れ桜が見事な「友禅苑」をはじめ境内各所がライトアップ。
見頃/3月下旬〜4月上旬
拝観時間/友禅苑 9:00~16:00、方丈庭園 9:00~15:50
※共通券販売〜15:20
※16:30閉門
「知恩院 春のライトアップ2023」
期間/2023年3月24日(金) ~ 4月2日(日)
時間/17:45~21:30(受付終了/21:00)
拝観料/大人800円、小中学生400円
国家鎮護の寺として創建された[東寺]。
国宝・五重塔は京都を象徴する風景の一つ。境内にはソメイヨシノなど約200本の桜が植えられている。樹齢130年といわれる美しい紅枝垂れ「不二桜」は岩手県盛岡市がふるさと。日本一高い五重塔と不二桜のコントラストの美しさを楽しんで。
見頃/3月下旬〜4月上旬
拝観時間/金堂、講堂 8:00〜17:00(受付終了/16:30)
宝物館、観智院 9:00〜17:00(受付終了/16:30)
※開門時間は5:00~17:00
「宝物館春期特別公開 」
期間/2023年3月20日(月)~5月25日(木)
時間/9:00~17:00(受付終了/16:30)
拝観料/大人500円、中学生以下300円
「夜桜ライトアップ(金堂・講堂夜間特別拝観)」
期間/2023年3月18日(土)~4月16日(日)
時間/18:00~21:30(受付終了/21:00)
拝観料/大人1000円、中学生以下500円
北政所こと正室・高台院(ねね)が豊臣秀吉の菩提と自身の終の墓所として建立した[高台寺]。
方丈前庭・波心庭の枝垂れ桜は、春の特別拝観期間の設えと見事に競演し華を添える。 17時には境内全体が点灯され、昼とは違う幻想的な風景を楽しむことができる。
見頃/3月上旬~4月下旬
拝観時間/9:00~17:30(受付終了/17:00)
「2023年 春の夜間特別拝観」
期間/2023年3月17日(金)~5月7日(日)
時間/17:00~22:00(受付終了/21:30)※入替無し
拝観料/大人600円(掌美術館入館券付き)、中高生250円
※2ヵ寺共通割引拝観券(高台寺と掌美術館、圓徳院)900円
平安時代の儒学者・清原頼業公をご祭神とする[車折神社]。
清原頼業公は、生前ことのほか桜を愛でていたという逸話も残るほど、桜に縁が深い場所。河津桜、寒緋桜、渓仙桜、陽光など、多様な桜が約15種類40本植えられていて、3月上旬から4月下旬と長期に渡り楽しめるのが魅力。
見頃/3月上旬~4月下旬
拝観時間/9:30〜17:00
拝観料/境内自由
東山から祇園界隈を流れる白川沿いは[祇園白川]と呼ばれる場所。また特に、石畳の道が続き紅殻格子の町家が並ぶ祇園の巽橋と辰巳大明神付近のことを[祇園新橋]と呼び重要伝統的建造物群保存地区になっている。
撮影などにもよく使われる京都を代表するスポットのひとつ。春はソメイヨシノやしだれ桜が咲き誇り、京情緒を感じる風景を彩る。夜はライトアップされ、昼間とはまた違った艶っぽい雰囲気に包まれる。
見頃/3月下旬〜4月上旬
「第30回 祇園白川宵桜ライトアップ」
期間/2023年3月30日(木)~4月8日(土)
時間/18:00~22:00
料金/無料
滋賀県から京都市へ琵琶湖の水を流すために明治時代に作られた運河「琵琶湖疏水」。
2018年、疏水を優雅に下る「びわ湖疏水船」が復活し、疏水沿いに植えられたソメイヨシノと山桜を眺めるクルージングが人気。また、南禅寺水路閣やトンネル、発電所などレンガ造りの建造物とのコラボレーションも見どころ。
見頃/3月下旬~4月上旬
時間/9:00~17:30(受付終了/17:00)
春季運行期間/2023年3月24日(金)~6月11日(日)
料金/大津〜蹴上 大人・小人5000円〜8000円
※詳細の入船料はHPより
江戸時代に淀川で酒や米、旅客を運んだ三十石舟を復元した遊覧船[伏見十石舟]。
当時、問屋や酒蔵などが軒を連ね賑わっていた宇治川派流を約50分で往復する。桜の時期は、1kmほど続く桜並木をゆったりと楽しめ、夜には川面に移る桜のリフレクションが絶景だ。
見頃/3月下旬〜4月上旬
「伏見十石舟」
期間/2023年3月18日(土)~12月3日(日)※8月14日(月)~8月31日(木)は運休
時間/10:00~16:20※11月25日(土)~12月3日(日)は15:40が最終)
料金/中学生以上1500円、小学生750円
歴史的に有名な高瀬川が流れ、京情緒溢れる町並みが続く京都有数の繁華街[木屋町通り]。
木屋町二条から木屋町五条間の高瀬川沿いには、約360本のソメイヨシノなどが植えられていて訪れた人を楽しませている。桜の開花に合わせてライトアップが行われることもあるので、繁華街に繰り出しがてら夜桜も堪能できる。
見頃/3月下旬〜4月上旬
見物自由
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