1948（昭和23）年の創業以来、変わらぬ佇まいのレトロ喫茶。ソワレとはフランス語で「夜会」を意味し、その名の通りブルーの照明が妖艶なムードを漂わせる。定番は、5色のゼリーが入ったゼリーポンチ。店内の雰囲気とマッチした、キラキラ輝く宝石のようなビジュアルに思わずうっとり。

愛知県の味噌店［今井醸造］から誕生した［ぞうめし屋］の姉妹店である［喫茶 ゾウ］。こちらのメニューには、みそ煮込みうどんや肉みそオムライス、肉みそ入りのたまごサンドなど、味噌店ならではの味噌愛を感じるメニューが揃う。名物のひとつであるクリームソーダには、トッピングでゾウさんのクッキーを。

1969（昭和44）年建設、印象的な外観で存在感を放つ祇園のビル。2Fにある喫茶室はヒノキの無垢材に覆われた天井と壁、リズミカルに突き出したガラス球の照明が醸し出す高級感ある空間。自家製のレモンゼリーは、レモンをまるごと絞った夏にぴったりの一品。フレッシュな酸味が、暑さで疲れた体を癒してくれる。

京都の老舗喫茶店といえば［フランソア喫茶室］。西洋の街角のような外観も、豪華客船のホールをイメージした内装も、1934（昭和9）年の創業当初のまま。夕食後のひとときにおすすめなワインゼリーは、しっかりワインを利かせた大人のためのメニュー。少しほろ酔いたい、そんな夜に寄り添ってくれる魅惑のゼリー。

気の利いた＝スマートなサービスを目指して開店したのは1932（昭和7）年。老舗らしい風格を感じながら、コーヒーや昔ながらのスイーツを楽しめる。自家焙煎の珈琲豆を使用した珈琲フロートは、濃いめのネルドリップコーヒーとやさしい甘さのアイスクリームがマッチ。

1966（昭和41）年創業の純喫茶［喫茶翡翠］の店内は、どこか懐かしさを感じる空間。オムライスなどの軽食や、種類豊富な定食メニューも用意されている。フルーツパフェはみずみずしい果物とクリームがたっぷりのった大満足の一品。爽やかなオレンジソースはクリームやバニラアイスとの相性も抜群。

2018年に清水五条駅近くの長屋［あじき路地］にオープンした喫茶店。料理の美味しさと店主さんの人柄から常連客も多く、訪れる人たちはみんなこちらのファンになって帰る。一番人気のナポリタンはもちろん、文六プリンも要チェック。