
学問の神様でおなじみ[北野天満宮]の見どころをご紹...
[北野天満宮](京都府京都市上京区)では、御祭神である菅原道真公の薨去1125年の式年大祭『菅公御神忌1125年半萬燈祭』(2027年)に向けて『北野祭(きたのさい)』の再興に取り組んでいる。先日祭礼で巡行する新たな神輿が完成し、3月25日(火)には神事が行われた。
『北野祭』は同宮で最も重要とされた祭礼で、記録によると御祭神を神輿に移して執り行われた渡御列の姿は荘厳で、見物客が絶えなかったという。室町時代には三代将軍足利義満の絶大な庇護を受け最盛期を迎えたが、応仁の乱などの混乱で当時の姿は失われ、現在は神事のみとなっていた。
再興の一歩となる今回の神事には関係者ら数十人が出席し、神輿の屋根部分を木づちで打つ「槌打(つちう)ちの儀」などが行われた。現在の神輿は木材のみの姿だが今後装飾などが施され、2026年に完成予定とのこと。長年に渡り伝承されてきた祭礼が、令和のこの時代に再興する日を楽しみに待ちたい。
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