京丹後市にある［丹後ひもの屋］や舞鶴市にある［舞鶴港とれとれセンター］では、生簀から好みのカニを選んで調理してもらえる。カニの食べ方も希望に合わせて、カニ刺し、カニしゃぶ、焼きガニ、カニすきと自由にセレクト可能（ゆでガニの場合は、一杯丸ごとゆでるため他の調理法は不可）。またプロに聞く！美味しいカニの選び方もぜひチェックしてみて。

京丹後市の北東部に位置する伊根町は日本三大ブリ漁場に数えられ、かつては養殖も盛んに行われていたが、現在は生産量が減少し、［橋本水産］を合わせて2軒のみとなっている。伊根湾は海水温が低いため、魚はゆっくり育つ。そのためブリの身が引き締まり、脂ノリも程良く、あっさりと美味しい。特に橋本水産の養殖ブリは身質が良いため、天然ブリよりも高い評価を得ている。
2017年4月に伊根町にオープンした観光交流施設［舟屋日和］では、11〜3月まで平日限定で伊根ぶり丼2000円が味わえる。柚子胡椒と塩でさっぱりいただくぶり丼をご賞味あれ。

その昔、羽衣天女が降り立ち、米作りや酒造りを伝えたという伝承がある歴史の古い地域、京丹後の鱒留（ますどめ）の大路地区。
そこにある人気のキャンプ場［天女の里］は、こんにゃくをはじめ、米麹や味噌、餅など、さまざまな保存食を作るための加工場としても地域の人々に愛されているそう。こちらで体験できるこんにゃく作りはシンプルだけど実は奥が深い！と今少し話題となっている。

3LDKの広々とした間取りの瑠璃浜に、プライベートプール・テラスから宮津海を望む瑠璃浜RETREAT、2種の客室温泉風呂とリビングから眺望を楽しめる2F建ての瑠璃浜 calmatoカルムなど9タイプの個性豊かなヴィラを有するオーシャンビューリゾート。
客室温泉は無色透明で天然の化粧水と称される銀温泉と、赤湯の金温泉の2種が湧き出る。全国的に珍しい湯質の金温泉は、刺激の少ないまろやかな肌当たり。鉄分を多く含み血行促進・保湿効果が高いのだそう。

京都府の最北に位置し、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町という2市2町からなる丹後地域。そんな丹後を語る上で欠くことができない郷土料理・丹後ばらずしは、お正月やお祭りの日、長寿のお祝いなど、家族や親戚が集まるハレの日のご馳走で知られている。甘辛く味付けた鯖のおぼろや錦糸卵の黄色、カマボコのピンク、紅生姜の赤紫など、彩りよく具材を盛り付けた逸品は、お土産にもぴったり。ばらずし1人折1188円。テイクアウトには、青じそ入りなどの変わり種も登場。