【開店秘話】島根出身のシェフが開いた烏丸御池の[し...
2024年2月22日 open
1967年に創業し、山科の代表的町中華として地元民に親しまれた[中華料理 ちゅん]。今年京都の人気餃子店[夷川餃子なかじま]と融合し、新たな店が誕生した。
「[中華料理 ちゅん]の大将は豪快だけど人情味ある人柄で、客から愛されてきた。市場での出会いをきっかけに[夷川餃子なかじま]の店主と交流を深め、『ちゅんをやってみいひんか』と声を掛けられたことが開店のきっかけです」と店長の寶光井さんは話す。
「ちゅん」のネオンサインが光る外観や入口すぐに新設されたカウンターで店の雰囲気が変わったようにも思われるが、店の奥は昭和の町中華のまま。赤い円卓が並ぶ座敷が残り、なんだかホッとするような懐かしい空気が漂う。
「店を引き継ぐにあたり、大将から直々に味を伝授されました。素材にこだわり手間を惜しまず、質も量も妥協しない大将が作ってきたメニューは今も健在です」。注文を受けて一から作り、氷水にくぐらせて食べるカリカリの大学いもや白切鶏など、当時の名物料理におすすめマークが付く品書きに、大将へのリスペクトを感じられる。
そして[夷川餃子なかじま]自慢の餃子ももちろん、イチオシの一品。ニンニクが利いたディープとニンニクなしのフレンチを用意する焼き餃子の他、パクチーがのった茹で餃子や揚げ餃子など、バリエーションも豊富だ。
お得な定食セットは昼も夜も用意しており、学生に好評なのだそう。カウンターでサクッと食べ飲みしたり、家族で円卓を囲んだり、思い思いに使えるのも魅力。
以前の常連さんから若い世代まで、新たな店は客層を広げながら再び山科の町に浸透中だ。予約時に希望すれば山科駅までトゥクトゥクで送迎してくれるサービスもあるので、そちらもぜひ利用してみて。
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