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2024.6.6
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長刀鉾の稚児と禿

(左)西淵一登君、(中央)西川雅基君、(右)小川門土君

京都三大祭りの一つである『祇園祭』、長刀鉾の「稚児・禿」が決定!

京都三大祭りの一つに数えられ、7月に行われる『祇園祭』。その前祭の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾に乗る「稚児」と補佐役の「禿(かむろ)」が本日6月6日(木)に発表された。
今年の稚児は京都市立洛央小学校6年生の西川雅基君(11才)で、禿は京都市立朱雀第七小学校2年生の小川門土君(7才)と京都市立洛央小学校3年生の西淵一登君(8才)が務める。
雅基君は東山区の料理店[祇園にしかわ]の主人・西川正芳さんの長男。「長刀鉾のお稚児さんとしてしっかり気を引き締めて頑張ります」と抱負を述べた。

稚児は8~10才ぐらいの男子が選ばれ、祭りに際しては長刀鉾町と養子縁組をし、大安の日に結納が贈られる。 また、禿に選ばれた2人は行事のすべてで稚児のお供をするのだそう。前祭と後祭で34基ある山鉾のうち、人形ではなく子どもの稚児が乗るのは長刀鉾だけで、しめ縄切りを行い巡行のスタートを告げる大役を果たす。

それぞれ興味のあることについて、雅基君は野球と歴史(徳川家康)が好きで「将来は野球選手かお父さんの店を継ぎたい」と語った。門土君と一登君はサッカーと体育が好きで、それぞれ「将来はサッカー選手かお父さんの店を継ぎたい」と口々に話し、会場の緊張が少し解けた。

京都の夏の風物詩がいよいよ始まる。
見どころの一つである山鉾巡行のしめ縄切りに注目して祇園祭を楽しんでみて。

(TEXT/澤村萌)

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