夏には珍しい生の苺も!長野の人気かき氷屋[中町氷菓...
今や年中味わうことができる専門店もあるほど人気のかき氷ですが、やはり暑い日に食べるかき氷は格別。王道の抹茶やフルーツ系、おつまみ感覚で楽しめるものや見た目にインパクトのあるアート系など、定番から最新まで今注目の京都の絶品かき氷を紹介します。(TEXT/鳥羽花、EDIT/澤村萌)
千葉県柏市で人気だった[三日月氷菓店]が、京都の清水五条(京都府京都市東山区)に移転。口の中で自然に溶けるふわっふわの氷はそのままに、宇治抹茶や黒蜜、みぞれといった定番メニューのほか、季節限定のフルーツを使った手作りシロップも用意。食べすすめると、そろそろ味の変化が欲しい時に現れる、自家製のミルクアイスも嬉しい。
梅小路公園に程近い[鹿の子](京都府京都市下京区)では、奈良[日乃出製氷]の氷をなるべく薄く削ったふわふわのかき氷が、自家製シロップと共に味わえる。フレッシュ感を大切にした旬のフルーツを使用した限定かき氷のほか、甘じょっぱい白みそみたらしクリームも人気メニュー。
[平等院鳳凰堂]の北門に程近い、贅沢なロケーションにあるカフェレストラン[KYOTO UJI DINING ICHIGO](京都府宇治市)。ダークブラウンの落ち着いた空間で、宇治や木津など地の食材を活かした料理やスイーツが味わえる。ランチとカフェは違う顔を持ち、カフェタイムはフルーツをふんだんに使用したパフェやかき氷を提供。イチゴを使ったメニューが豊富なので、イチゴ好きの方はぜひ。
レザーアパレル[ノーノーイエス]の店舗奥では、納涼床シーズン限定のかき氷店[京冰菓 あてなるもの](京都府京都市下京区)がオープン。鴨川を望める抜群のロケーションで、五感を刺激する独創的なかき氷を堪能できる。かき氷はSPICY・FRUITS・SWEETの3種からチョイス。甘いものが得意でない人は、おつまみ感覚で食べられるSPICYで涼んでみて。
愛宕街道の起点に位置する[清涼寺]の境内にあるカフェ[Bhagavan](京都府京都市右京区)では、アンティークな家具がマッチする和モダンな空間で、緑が映える庭を眺めながらかき氷が楽しめる。名物は、黒糖本わらび餅氷・釈迦如来。濃度の違う2種の黒蜜のシロップは自然なやさしい甘さで、ゴロゴロ入った本わらび餅が嬉しい。
チーズケーキ専門店[パパジョンズ 六角店]では、一番人気のニューヨークチーズケーキを使用したかき氷が夏季限定で味わえる。ふわふわの氷にかかるのは、ニューヨークチーズケーキから作った濃厚なソースと、さっぱりしたヨーグルトシロップ。ストロベリーソースとグラハムクラッカーもトッピングされているので、味や口当たりの変化を楽しんで。販売時期は6月5日より一日15杯限定での提供。
東福寺周辺を散策するなら、休憩にぴったりなのが甘味処[梅香堂](京都府京都市東山区)。分厚いホットケーキが有名だが、かき氷もラインナップが豊富。なかでも蜜漬けにして焚き上げた数種類の冷凍マンゴーを、注文を受けてからミキサーにかけて提供するトロピカルマンゴーかき氷は、ふわふわながら果肉感たっぷりでまさにトロピカル。
1864(元治元)年創業の和菓子店[伊藤軒](京都府京都市伏見区)が、ランチやスイーツを楽しめるカフェスペースを提供。夏の期間限定のフルーツかき氷は、スイカ、メロン、パイナップルの3種類。ふわふわに削った氷と、果肉を使用したとろとろ濃厚なソースが口の中で溶けて広がる贅沢な一品。フルーツをくり抜いて作った、見た目もキュートなスイーツを楽しんで。
とろりとした本わらびもちで有名な甘味処[ぎおん徳屋](京都府京都市東山区)が提供する、夏季限定のお番茶のかき氷。香ばしい京番茶の氷の上にはハチミツ漬けのレモンが。番茶シロップのほかミルクをかけて、最後にはレモンティーの風味が楽しめる。削りたての口当たりを味わえるよう、シロップと氷は別容器に。そんな心遣いも花街で愛される理由のひとつ。
白味噌や豆腐など、和の食材を使ったかき氷が評判の[京の氷屋 さわ](京都府京都市上京区)。京都らしさを伝えたい、と丁寧に一皿ずつかき氷を作ってくれる。白味噌や豆腐に加えてイチゴ、抹茶などのフレーバーも定番メニューとして用意。その他にも、季節のフルーツなどを使った期間限定のものが常時4種類以上ラインナップ。シンプルながら、しっかりと作り込まれているので最後まで美味しく楽しめる。
イタリア発のジェラテリア(京都府京都市下京区)が、定番のジェラートはもちろん、ちょっとスペシャルなメニューも用意。ストロベリーピューレが入ったかき氷は、フワフワの氷の中になめらかな口溶けのリッチミルクジェラート、砕いたサクサクのウエハース入りのピスタチオソースがイン。鴨川を眺めながらゆっくりとイートインが楽しめる。
お茶の専門店[清水一芳園カフェ 京都本店](京都府京都市東山区)ならではの、趣向を凝らしたお茶スイーツが評判。泡抹茶雪氷は、茶臼挽き宇治抹茶を使用した濃茶風エスプーマ(ムース)を贅沢に使っており、すっきりとした口溶け。選び抜いたお茶を使用したこだわりの味が堪能できる。
店主の近藤さんはさまざまなフルーツの旨みや和洋両方のテイストなど、味の可能性が豊かなかき氷に魅せられて京都に専門店[京氷菓つらら](京都府京都市中京区)を開店。氷は温度管理を徹底し、溶けるか溶けないかのギリギリのところでキープ。そのため食べたときに体が冷えづらく、頭が「キーン」とくる感覚がないと評判だ。
焼き芋に見立てた著預餞頭や、 小箱のデザインがかわいい葛湯など、遊び心を菓子づくりに込めてきた京都の菓匠[二條若狭屋 寺町店](京都府京都市中京区)。2Fの茶房では、ふわふわの手がき氷に5種の味わいをかけて楽しむ寺町店限定の彩雲が提供される。氷の中には、イチゴやパイナップルなど、フルーツ3~4種がかくれんぼ。季節ごとに変わる自家製シロップを自由にかけながら味わって。
東京で人気のかき氷専門店[雪うさぎ]の姉妹店[京氷ゆきみ庵](京都府京都市中京区)では、フランス料理のシェフ歴15年以上のパティシエが手掛けるかき氷が味わえる。エスプーマやフルーツでケーキのようにかわいらしく盛り付けられたフォトジェニックなかき氷は、運ばれるたびに歓声が上がる。季節によって変わるメニューは食材の組み合わせもユニークなので、今まで味わったことのないような新感覚のかき氷に出合えるかも。
ロールケーキにシュークリーム、ドーナツのようなティラミスが人気の素朴で美味しいケーキの店[菓子・茶房 チェカ](京都府京都市左京区)。氷の温度管理によってふわふわに仕上がるかき氷の中でも人気なのは、見た目もかわいいかき氷プリン。ソースだけでなく中から本物のプリンが出現するのは驚きだ。
※かき氷提供期間/7〜9月 ※テイクアウトのみになる可能性有
宇治にある塗装のショールームを兼ねた一軒家カフェ[嘘と僕](京都府宇治市)。予約困難な人気店だが、訪れた人はみなかき氷を前に恍惚の表情を浮かべる。インスタグラマーのクボさんが手掛けるかき氷は、なんといってもそのヴィジュアルが独創的。ひとりで3〜4杯オーダーする人も珍しくないという。インスタグラムからの完全予約制。
八坂神社の鳥居内に店を構える[二軒茶屋]。この店発祥と伝わる田楽豆腐は、室町時代の創業当時からおしながきにある名物だ。季節の甘味も好評で、5月からは人気メニューのわらび黒蜜きなこ氷1300円が登場する。その他、定番の宇治金時や生搾りいちごなどフルーツのかき氷も楽しめる。氷にかけられた黒蜜やシロップは全て自家製のもの。京都の歴史ある茶店でおやつを味わってみて。
創業80年以上の老舗和菓子店[千本玉壽軒]が2020年にオープンした[茶寮 SENTAMA](京都府京都市上京区)。葛を溶かした水を凍らせて削るかき氷は食べ応えがあり、溶けにくくゆっくりと味わえる。かき氷は抹茶のほか、葛わらび餅ときな粉がトッピングされた黒糖、塩はちみつレモンやブドウなど時期によって違う味が楽しめるフルーツがあり、それぞれエスプーマで泡状にしたシロップがかけられている。
スパゲッティとケーキでお馴染みの[セカンドハウス ケーキワークス 銀閣寺店](京都府京都市左京区)店内では、期間限定でかき氷店[せかん堂]が開店。自家製桃シロップ入りエスプーマに3色のゼリーが添えられた桃果実エスプーマなど、提供されるかき氷はどれも社長自らレシピを考案したもの。銀閣寺店以外では、[せかん堂]の基本レシピをアレンジした各店オリジナルのかき氷が楽しめる。
昭和10年創業、今年で89年を迎えた創作チョコレートと洋菓子の店[BRUNBRUN](京都府京都市中京区)。人気のチョコレートかき氷は、スイートチョコ、生チョコ、メープルシュガー味のクルミ、キャラメリゼしたマカダミアナッツなど、トッピングも多種多様。固まらない特製チョコレートソースを数年掛けて研究したショコラティエの逸品をぜひ。
[お茶と酒 たすき 新風館](京都府京都市中京区)では「すでにあるものを大切にし、新たな価値を創造する」というコンセプトを、京都の四季折々の素材を使い、クラシカルな「かき氷」という形で表現。透明度の高い純水を使った氷と絶妙な苦味の抹茶、練乳の甘さが絶妙な抹茶みつかき氷は、まろやかな甘さの後にお茶の香りが広がる一品。カクテルをベースにしたかき氷やお茶のカクテルなども楽しむことができる。
[下鴨神社]境内にある[休憩処 さるや](京都府京都市左京区)。そこで提供されるかき氷は、真夏の氷室神事の古事にならい「鴨の氷室の氷」と名付けられている。極力不純物を含まない、密度の高い固い氷を使用し、刃で細かく薄くかいた氷は初雪のようにふわりとした口溶け。抹茶小豆の他に、いちご、黒蜜白玉の3種が揃う。糺ノ森の緑を愛でながら、涼やかな休憩を楽しんで。
現地から京都に空気ごとそのまま運んできたような本格台湾料理の店[微風台南 -TEARS II-](京都府京都市上京区)。10種以上のタピオカドリンクや豆花、仙草冰などスイーツもさまざま。特にかき氷は個性的で、マンゴーやイチゴなどの果物以外に、薬膳の効能があるといわれる八寶冰や、熱々の具に氷をかぶせた冷熱冰という変わりダネまでバリエーション豊か。
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