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2023.9.17
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西入るの店内

京都北部の宮津で見つけた!ポルトガル人板前による鮨割烹[西入る]

2022年6月17日 open

日本料理の世界を探求するため来日し、温泉地の高級旅館、東京の日本料理店、京都市内の懐石料理店で、知見を広めたリカルドさん。独立にあたり、妻の美穂さんと各地を巡り、「ここだ」と直感が働いたのが自然豊かな宮津だったそう。

西入るのリカルド コモリさんと小森美穂さん

料理人のリカルド コモリさんと小森美穂さん。ポルトガル出身のリカルドさんは、2015年に来日し、関東圏の旅館、東京、京都で修業し、宮津で開業。接客は美穂さんが担当する

コースのクライマックスは、近海で採れた魚介が登場する鮨7貫。[飯尾醸造]が農薬を使わず育てるコシヒカリと、その米で作った富士酢をブレンドするほんのり赤いシャリが、魚介の個性とともに口に中にほどけていく。

西入るの料理

料理はすべておまかせコース1万6500円の一例 。すっぽんの身を百合根と山芋の生地で包みすっぽんスープの餡をかけた先付、すっぽん饅頭

西入るのお寿司

あっさりとしたレンコダイは軽く酢締めをしていただく

西入るのお寿司

波打つようなビジュアルが麗しいアオリイカの糸造り

西入るの料理

デザート2品の内の一品は、カステラの原点と言われるポルトガルの伝統菓子・パオンデローが登場する。この日のもう一品は、わらび餅

料理7~8品の後に提供されるパオンデローまでのコースを、実直な夫妻の会話と合わせてゆっくり楽しみたい。

西入る

  • にしいる
  • 2022年6月17日 open
  • 京都府宮津市新浜1968
  • 丹鉄「宮津駅」から徒歩11分
  • Tel.080-8370-4537
  • 18:00~
    2日前までに要予約
  • 水・木曜休
  • 全席禁煙 完全個室無 駐車場3台
  • https://nishiiru.com/
  • PHOTO/増田えみ、TEXT/立原里穂
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