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2023.8.2
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五山送り火にちなんだお菓子

[2023]五山送り火にちなんだお菓子6選

京都の夏の風物詩のひとつ、五山の送り火は、お盆の間に現世にかえってきていたご先祖の霊を、再びお送りするという伝統行事。そこで、まだまだ残暑が厳しいこの時期にだけ登場する、五山の送り火にちなんだお菓子を紹介します。色とりどりの涼やかなお菓子から、ホッとひと息つける懐中善哉まで、帰省の手土産にも、ご先祖様へのお供えにもおすすめできるラインナップです。

1.見て美しい、食べて美味しい[俵屋吉富]の五山の三笠/烏丸今出川

1755(宝暦5)年創業以来、伝統ある京菓子を作り続けている[俵屋吉富]。小倉餡と村雨餡を巻いて、雲に乗る龍の姿を表現した雲龍が代表銘菓として知られ、また、京都の祭事をモチーフにした季節限定の和菓子にもファンが多い。今の時期に登場する五山の三笠は、一つひとつ丁寧に手焼きされ、黒つぶ餡&餅入り、マーマレード、黒つぶ餡&レーズン入りの3種類がセットに。見た目の可愛らしさだけではなく、色んな味が楽しめるのも嬉しい。

俵屋吉富 五山の三笠

五山の三笠 送り火1箱3個入り972円。8月16日(水)頃まで販売

俵屋吉富 烏丸店

  • たわらやよしとみ からすまてん
  • 京都府京都市上京区烏丸通上立売上ル
  • 地下鉄「今出川駅」から徒歩3分
  • Tel.075-432-3101
  • 9:00〜17:00
  • 無休(元旦を除く)
  • https://kyogashi.co.jp/

2.滑らかな口当たりと上品な甘さ[鶴屋吉信]の京涼/堀川今出川

1803(享和3)年創業の老舗京菓匠[鶴屋吉信]。京の伝統建築である町家の様式に数寄屋建築の粋を取り入れた本店の1Fには誕生から約150年を数える柚餅など、長きに渡って愛される銘菓が並ぶ。四季折々の和菓子が揃う中、ひと際京の涼を楽しめるのがこちらのお菓子。如意ヶ嶽の大文字を模した小倉水羊羹で、お皿に盛り付けると紅羊羹の大文字が浮かび上がる。つめたく冷やして、滑らかな口当たりと丹波大納言小豆のつぶつぶ感を楽しんで。

鶴屋吉信 京涼

京涼 1個378円。※オンライン(8月中旬頃までに受付)と京都各店舗(8月20日(日)まで)のみ限定発売

鶴屋吉信 本店

  • つるやよしのぶ ほんてん
  • 京都府京都市上京区今出川通堀川西入ル西船橋町340-1
  • バス停「堀川今出川」から徒歩すぐ
  • Tel.075-441-0105
  • 1F(ショップ)/9:00~18:00

    2F(お休み処・菓遊茶屋)/10:00~17:30(LO/17:00)
  • 水曜休(臨時営業有)
  • 全席禁煙 完全個室無
  • https://www.tsuruyayoshinobu.jp/

3.うちわに見立てられた可愛いたまご煎餅[関製菓本舗(藤兵衛庵)]の都うちわ/西大路大将軍

1922(大正11)年の創業以来、昔からの製法と伝統を受け継ぎながら職人の手焼きを大切に、より良い品質と美味しさを追求してきた京煎餅の老舗[関製菓本舗(藤兵衛庵)]。サクサクのロール状ウエハースに濃厚な抹茶クリームがたっぷり入った、抹茶鞍馬杉などの人気商品の他に、期間限定で五山の焼印が押されたたまご煎餅、都うちわが登場。楊枝を刺し、うちわに見立てた可愛らしいルックスは、お土産にしても喜ばれること間違いなし。

関製菓本舗 都うちわ

うちわ7枚入り518円、15枚入り1101円。五山の送り火デザインは8月31日(木)まで販売

関製菓本舗(藤兵衛庵)

  • せきせいかほんぽ とうべいあん
  • 京都府京都市北区大将軍東鷹司町135
  • JR「円町駅」から徒歩10分
    嵐電「北野白梅町駅」から徒歩6分
  • Tel.075-463-7185
  • 10:00 〜 17:00
    日曜・祝日休、土曜不定休
  • https://sekiseika.com/

4.見た目も涼やかな愛らしいお菓子[甘春堂]の京のうちわ/東山

東山の[方広寺]に京の大仏が存在した時代から、和菓子作りの暖簾を守る老舗[甘春堂]。代々、伝統の技術を継承しながら、良質の原料にこだわり、四季折々の和菓子を生み出してきた。そんな[甘春堂]で今の時期だけ登場する、見た目も愛らしいお菓子が京のうちわ。寒天と砂糖を煮詰め冷やし固めた、伝統的なお菓子・干錦玉をうちわ型にし、五山の送り火の文様を描いている。カラフルな色合いがとても涼やかで、今の季節の手土産にも最適だ。要予約。

甘春堂 京のうちわ

五山送り火 京のうちわ5個入り486円。8月16日(水)まで販売、要予約

甘春堂 本店

  • かんしゅんどう ほんてん
  • 京都府京都市東山区上堀詰町292-2
  • 京阪「七条駅」から徒歩3分
  • Tel.075-561-4019
  • 9:00~17:00
  • 無休(1月1日、2日を除く)
  • https://www.kanshundo.co.jp/

5.五山の焼印を施した[京菓子司 末富]の懐中善哉で暑気払い/烏丸五条

創業から130年、今もなお、昔ながらの格式を守り、心のこもったお菓子を作り続ける[京菓子司 末富]。京菓子の魅力は味覚だけではなく目や耳でも楽しめるものをと、さまざまなお菓子を生み出してきた。そんな[京菓子司 末富]では、真夏の暑い時期に、熱いものを食べる暑気払いの食べ物として100年以上、京都の人々にして親しまれているという懐中善哉に、京の五山バージョンが登場。暑い日こそ、やさしい甘さの善哉でほっこりパワーチャージしたい。

京菓子司 末富 懐中善哉

懐中善哉 5個入り3780円。8月16日(水)まで販売

京菓子司 末富 本店

  • きょうがしつかさ すえとみ ほんてん
  • 京都府京都市下京区玉津島町295
  • 地下鉄「五条駅」から徒歩5分
  • Tel.075-351-0808
  • 9:00~17:00
  • 日曜、祝日休
  • https://www.kyoto-suetomi.com/

6.もっちりとした焼き皮にこだわりのつぶ餡を挟んだ[鼓月]の京の五山/烏丸

波型のクッキー生地にクリームを挟んだ千寿せんべいなど、伝統的な京菓子の枠を越える菓子を生み出してきた[京菓子處 鼓月]。五山の送り火の時期限定で販売される京の五山は、もっちりとした焼き皮に自社で製餡したこだわりの粒あんを挟んだ逸品。金箔をあしらい五山の文字を焼印したモチモチの餅皮で大納言小豆を包み、 五山の送り火に見立てている。

京菓子處 鼓月

京の五山5個入1404円。全店舗と公式オンラインショップにて8月11日(金)~16日(水)まで販売

京菓子處 鼓月 四条烏丸店

  • きょうがしどころ こげつ しじょうからすまてん
  • 京都府京都市中京区錦小路通烏丸東南角笋町681
  • 阪急「烏丸」駅・地下鉄「四条駅」から徒歩すぐ
  • Tel.075-221-1641
  • 9:00~18:00
    無休(元旦を除く)
  • https://www.kogetsu.com/
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