まもなく創業70周年を迎える[洋菓子のバイカル 下...
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京都の夏の風物詩のひとつ、五山の送り火は、お盆の間に現世にかえってきていたご先祖の霊を、再びお送りするという伝統行事。そこで、まだまだ残暑が厳しいこの時期にだけ登場する、五山の送り火にちなんだお菓子を紹介します。色とりどりの涼やかなお菓子から、ホッとひと息つける懐中善哉まで、帰省の手土産にも、ご先祖様へのお供えにもおすすめできるラインナップです。
1755(宝暦5)年創業以来、伝統ある京菓子を作り続けている[俵屋吉富]。小倉餡と村雨餡を巻いて、雲に乗る龍の姿を表現した雲龍が代表銘菓として知られ、また、京都の祭事をモチーフにした季節限定の和菓子にもファンが多い。今の時期に登場する五山の三笠は、一つひとつ丁寧に手焼きされ、黒つぶ餡&餅入り、マーマレード、黒つぶ餡&レーズン入りの3種類がセットに。見た目の可愛らしさだけではなく、色んな味が楽しめるのも嬉しい。
1803(享和3)年創業の老舗京菓匠[鶴屋吉信]。京の伝統建築である町家の様式に数寄屋建築の粋を取り入れた本店の1Fには誕生から約150年を数える柚餅など、長きに渡って愛される銘菓が並ぶ。四季折々の和菓子が揃う中、ひと際京の涼を楽しめるのがこちらのお菓子。如意ヶ嶽の大文字を模した小倉水羊羹で、お皿に盛り付けると紅羊羹の大文字が浮かび上がる。つめたく冷やして、滑らかな口当たりと丹波大納言小豆のつぶつぶ感を楽しんで。
1922(大正11)年の創業以来、昔からの製法と伝統を受け継ぎながら職人の手焼きを大切に、より良い品質と美味しさを追求してきた京煎餅の老舗[関製菓本舗(藤兵衛庵)]。サクサクのロール状ウエハースに濃厚な抹茶クリームがたっぷり入った、抹茶鞍馬杉などの人気商品の他に、期間限定で五山の焼印が押されたたまご煎餅、都うちわが登場。楊枝を刺し、うちわに見立てた可愛らしいルックスは、お土産にしても喜ばれること間違いなし。
東山の[方広寺]に京の大仏が存在した時代から、和菓子作りの暖簾を守る老舗[甘春堂]。代々、伝統の技術を継承しながら、良質の原料にこだわり、四季折々の和菓子を生み出してきた。そんな[甘春堂]で今の時期だけ登場する、見た目も愛らしいお菓子が京のうちわ。寒天と砂糖を煮詰め冷やし固めた、伝統的なお菓子・干錦玉をうちわ型にし、五山の送り火の文様を描いている。カラフルな色合いがとても涼やかで、今の季節の手土産にも最適だ。要予約。
創業から130年、今もなお、昔ながらの格式を守り、心のこもったお菓子を作り続ける[京菓子司 末富]。京菓子の魅力は味覚だけではなく目や耳でも楽しめるものをと、さまざまなお菓子を生み出してきた。そんな[京菓子司 末富]では、真夏の暑い時期に、熱いものを食べる暑気払いの食べ物として100年以上、京都の人々にして親しまれているという懐中善哉に、京の五山バージョンが登場。暑い日こそ、やさしい甘さの善哉でほっこりパワーチャージしたい。
波型のクッキー生地にクリームを挟んだ千寿せんべいなど、伝統的な京菓子の枠を越える菓子を生み出してきた[京菓子處 鼓月]。五山の送り火の時期限定で販売される京の五山は、もっちりとした焼き皮に自社で製餡したこだわりの粒あんを挟んだ逸品。金箔をあしらい五山の文字を焼印したモチモチの餅皮で大納言小豆を包み、 五山の送り火に見立てている。
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