京都のメインストリートのひとつ三条通沿いにある［三井ガーデンホテル京都三条プレミア］は、ホテルチェーン［三井ガーデンホテルズ］の中でも特に上質なサービスを提供するホテル。明治以降の近代建築が趣深い三条通の街並みに寄り添うようデザインされた煉瓦調のタイルがモチーフのシックな外観が特徴です。

三条通に面した「オモテ」には街の賑わいに溶け込む開放的なレストランがあり、アプローチを抜けた「オク」には宿泊者だけが楽しめるプライベートな空間が現れます。

外観からは想像できないほど開放的で奥行きのあるロビー・ラウンジからは中庭を望むことができ、モダンな雰囲気でありながら、どこか京都らしさを感じる落ち着いた空間でした。館内には大浴場やリビングスペースを設けたプライベートバスなどの施設が充実しています。

客室は全185室。ロビー部分と客室フロアが扉で仕切られているので、特別な空間に足を踏み入れるようなワクワクを感じられます。庭を囲むように設計されたジュニアスイートや洗濯機を備えたタイプなど豊富な部屋タイプが用意されているのですが、今回宿泊したスーペリアツインは30平米以上と広々としており、寛ぐには十分な空間でした。ベッド横にはテーブルセットが設置され、観光のみならずビジネスにも利用できそう。日本の伝統的な技を活かした家具やインテリアでコーディネートされた客室は落ち着いた雰囲気です。

また客室内の備品も充実していて、定番の加湿機能付空気清浄機やセーフティーボックス、電気ケトルなどに加えて、食器やカトラリー、ワイングラスなどホテルステイを充実させる備品が揃っています。

歯ブラシ、スリッパ以外のアメニティはロビーにあるアメニティバーから必要なものを取っていくスタイル。ヘアブラシや綿棒、コットンはもちろん、スキンケアセットなどが揃っているため使用したいタイミングで自由にピックアップが可能です。

アメニティが充実していることはもちろん、さらに嬉しいのは客室と大浴場に設置されている女性に人気の「ReFa（リファ）」のドライヤー。一度試してみたかったアイテムが気軽に利用できて一層充実したバスタイムを過ごすことができました。

地下1Fには大浴場やフィットネスルーム、ランドリーなどを完備。約90m²の広々とした大浴場は洞窟を彷彿とさせる雰囲気で、浴槽内にあるいくつかの大きな壁が周囲の視線を遮り、プライベート感を味わいながらゆっくりとお湯に浸かることができます。また、1日3組限定で宿泊者限定のプライベートバス（有料）も予約可能。浴場で家族や友人と特別な時間を楽しめます。

グルメもホテルステイの醍醐味のひとつ。［三井ガーデンホテル京都三条プレミア］内には、ミシュランガイド東京にて5年連続ビブグルマンを獲得した西恭平氏監修のイタリアンレストラン［curd（カード）］と京丹後の［竹野酒造］の希少銘柄を中心とした日本酒BAR［Y-BAR（ワイバー）］が併設されています。

［curd］で提供される朝食3300円は、5種類から選べるメインプレートをはじめ、イタリアやスペイン、中東、地中海沿岸の料理にインスパイアを受けて作られた色鮮やかなデリや、併設されたラボラトリーでつくる出来たてのフレッシュチーズをビュッフェスタイルで堪能できます。

ビュッフェコーナーにある出来たてのフレッシュチーズは、口当たりが軽く爽やかな風味で何個でも食べられそうな美味しさ。セレクトしたフロマージュブランパンケーキはほんのり甘めのパンケーキとベーコンとチーズの塩加減が絶妙で、パンケーキのふわふわ感とベーコンのカリッとした歯応えが楽しめる一品です。吹き抜けの中庭を臨む開放的な空間で朝から贅沢な気分を味わえます。気候の良い季節はテラスで食べるのも気持ちよさそう。

夜は隠れ家的な日本酒バーでお酒を嗜むのもおすすめ。三条通からホテルの東脇の通路を奥に進むと［Y-BAR］は現れます。フランス、シンガポール、香港、中国、メキシコ、タイ、台湾など海外市場で高く評価され、数々のコンクールで受賞歴を持つ［竹野酒造］の日本酒を提供しており、6代目杜氏・行待佳樹氏が認めたスペシャルな日本酒を唯一味わえる専門店としても知られているとか。

ロケーション抜群の［三井ガーデンホテル京都三条プレミア］は、京都観光の拠点としてはもちろん、ビジネスなどの長期滞在にもおすすめ。非日常感が味わえる洗練された空間ながら、ゆっくりとリラックスできる快適さも兼ね備えており、日ごろの疲れを癒やすことができました。チェックアウト時間も12時と遅めなので朝ゆっくりと準備できるのも嬉しいポイント。日常から少し離れて［三井ガーデンホテル京都三条プレミア］で寛ぎのホテルステイを堪能してみては。