【海の京都】今行きたい!食の宝庫京都府の北部へ〜カ...
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寒さも本格的になり冬の食材がいよいよ旬を迎えています。なかでも1年のご褒美として、間人(たいざ)ガニや舞鶴かになどのブランドガニを毎年楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。日本海に面している京都の北部地域は『海の京都』として知られ、一年を通して美味しい海の幸に恵まれています。今回はそんなエリアについてもっと知るべく、今回特別に[舞鶴漁港]を見学させていただきました!
10度以下の気温に体を震わせながら、[舞鶴漁港]に到着し早速せりを見学することに。[舞鶴漁港]のせりは毎朝9時30分から行われることが多いそうで、仲買人たちが集まり並べられた魚を吟味しています。
仲買人は寿司店やかまぼこ店の店主、スーパーの買い付け人などさまざま。
「ほーい!」と力強い声で競り人が声を上げせりが始まると、仲買人は「手振り」で価格を知らせます。他の仲買人に見られないようハンドサインで価格をアピールするので、無言ながらも視線は熱く、迫力があります。
番号札を頭に付けた仲買人が金額を競り人に伝え、競り落とすと値段と購入者の番号が魚に貼られていきます。初めて目の前で見学をしましたが、全く手の動きが読めず驚きました。どうやって全体を見ているのか、不思議で堪りません。
大きい魚が人気なのかと思っていたのですが、スーパーなどでは手頃なサイズのものが一番売れるので、必ずしも大きければいいというわけではないそう。魚の状態やフォルムを見ながら、美味しい魚を見分けているのだとか。魚の状態や相場をきちんと知っていなければ、適正な価格で競り落とすことができない厳しい世界だと知ることができました。
天候が悪く漁に出られないことも多いそうで、この日見せていただいたカニは2日前に獲れたもの。水温5度で元気に動き回っていました。よく見るとカニの脚には京都府産である証明の緑色のタグが。また[舞鶴漁港]に水揚げされたズワイガニには、重さ800g以上で姿が整ったものは緑色、1000g以上は銀色、1200g上は金色に色分けされているそう。
実はこの緑色のタグと一緒に付いている白のプレートのQRコードを読み取り、漁協の公式サイトの検索ページで、裏にある番号を入力すると、水揚げ場所や水揚げ日をはじめ、どの漁船で獲れたのかまで分かるという画期的な仕組み。水揚げされてから口に入るまでの過程が共有されていて、なんだか少し安心できますよね。
漁港を見学した後は京丹後市のホテル[KISSUIEN Stay&Food]で、実際に『冬の京都の海』で獲れた魚を使った料理を味わうお楽しみの時間。
焼きガニやしゃぶしゃぶをはじめ、お刺身や煮付けなど料理の幅は無限大。魚介の旨みがどの料理にも詰まっていて、思い出すだけでもお腹が空いてきます。
こちらでもカニのタグを発見。早速検索してみると、[間人漁港]で水揚げされたズワイガニということが分かりました。こうして気軽に検索できることも興味深いですが、生産者との距離を近くに感じることができ、より感謝を持って食事を楽しむことができました。
一般向けのカニプランの用意もあるので、チェックしてみて。
観光客だけでなく、地元の人からも愛される魚屋さん[橘商店]でお土産選び。お惣菜をはじめ新鮮な魚の刺身やカニなどがずらりと並んでおり、どれを買おうか悩んでしまうラインナップ。
次々と来店があり、美味しい海鮮を求めるお客さんで賑わっていました。京丹後に来たらここに必ず寄るという人も多く、お買い物を楽しむ姿が印象的でした。
1年を通して旬の美味しい海の食材が集まる北部エリア。なかでも冬はカニをはじめ、ブリや牡蠣、サワラなど旬を迎える魚介類が盛りだくさん。極寒の中行われる漁やせりを経て、私たちのもとに届く新鮮な魚を味わいに地元の旅館やホテル、レストランに訪れてみては。帰りにお土産を買うのも忘れずに!
間人ガニと舞鶴かにの詳細はこちら
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