[2025]京都の年末年始・お正月に開いているお店
京都で一度は訪れたいのが、家庭の味や伝統料理を楽しめるいわゆる「京のおばんざい」の店。旬の野菜を使い丁寧に取ったダシを利かせるなど、各店こだわりや工夫もさまざま。
今回は、地元編集部おすすめの京都のおばんざいの店8軒を特集!あなたにぴったりの店がきっと見つかるはず。
(TEXT/板倉詠子、佐野友里恵、松村有実、EDIT/堀家果菜子)
烏丸御池エリアに店を構える[旬菜いまり](京都府京都市中京区)では朝限定の和定食を楽しめる。和の一品の数々と土鍋を使った炊きたてごはんが相性抜群だ。魚の西京焼きやだし巻き、季節素材を使う日替わりのおばんざいといった、京都らしいおかずが付くほか、和風サラダやぬか漬けなど、野菜もたっぷりと食べられるのが嬉しい。
夜はカウンターに並ぶおばんざいとともに、地酒や焼酎を味わって贅沢な時間を過ごせる。
四条麸屋町を北に進んだところにある[京菜味のむら 錦店](京都府京都市中京区)では、和と洋を兼ね備えた落ち着きのある店内で野菜を中心とした京のおばんざいを楽しめる。看板メニューの湯葉に加え、日替わりのおばんざいが揃う朝・雅ご膳やふわとろチーズ湯葉丼もおすすめ。こだわりの湯葉を自宅でも楽しめる湯葉丼の具も取り寄せができる。
[うしのほね]グループの2号店として1993年に烏丸御池で誕生して以来愛されている[うしのほね あなざ](京都府京都市中京区)では、京野菜を中心としたおばんざい料理や備長炭で焼く炭火焼き料理を楽しみたい。大正時代に造られた築100年を超える歴史ある町家を改築した店内は、和の趣に溢れ太い梁が印象的。天井が高く開放的な1Fは掘り炬燵やカウンター席、2Fには屋根裏のような空間が広がり、座敷でゆっくり寛げる。
上賀茂の野菜を中心に、大原や美山の素材もたっぷり取り入れたおばんざいをビュッフェ形式で堪能できる[上賀茂きりん](京都府京都市北区)。野菜ソムリエの資格を持つ店主が旬の野菜から日によってさまざまな料理を提供。かわいらしい豆皿などの器も多彩で、思い思いに盛り付ける時間を楽しめる。店内では大きなテーブルを囲むように座り、お客さん同士の会話も弾むのだとか。ビュッフェランチの他、テイクアウトできる上賀茂弁当や日替わりおにぎり弁当も好評。
[おばんざい居酒屋 愛海宝](京都府京都市南区)で一番の人気メニュー・ポンからや、魚の塩焼きといった主菜のまわりを囲むのは、店主お手製のおばんざい。ゴーヤの塩昆布和え、切り干し大根の酢の物、ひじきとお豆のサラダ、筍のおかか和えなど、日替わり4品が付くだけでなく、すべてのおばんざいとごはんがおかわり自由なお値打ち感が知れ渡り、12時前後は空腹の人で満席だ。夜の居酒屋営業では、おばんざいのほか、豊富な黒板メニューや地酒などが楽しめる。
京町家の扉を開けると、年代物の大時計やレコードジャケット、写真家のフォトなどが飾られた独特の世界が広がる。日本酒を多く取り揃え、京都の食材や西洋野菜を使ったお酒に合うおばんざいが味わえる人気店だ。日本酒を注文するとたくさんの酒盃の中から自分の好きなうつわを選べるのも楽しい。1F席は掘り炬燵式のカウンターとテーブル席、2Fは畳の座敷席でゆっくりと寛げる。
女将さんが約20年前、おばんざいを楽しめる店として開いた[季節の料理とおばんざい 綴](京都府京都市下京区)。その母の背中を見て育ち自然と料理人になった息子の京将さんも現在は厨房に入り、2人で店を切り盛りしている。カウンターに並ぶのは、出来たての色彩豊かなおばんざいが山盛りに入った大鉢。賀茂なすや万願寺とうがらし、九条ねぎなど京都の季節の素材を織り交ぜて作る料理は日替わりのものも多く、全部で約60種と豊富な顔ぶれなのも嬉しい。
今年で8年目を迎え[京町家おばんざい こはく]、連日常連客や観光客で賑わう人気の居酒屋だ。豊富なメニューに迷ったらまずは3種か5種のおばんざい盛りを注文するのがおすすめ。中身は日替わりで、万願寺とうがらしや九条ねぎといった季節の京野菜を使った料理が登場する。料理には利尻産昆布と枕崎産鰹節を店独自の配合で特注した[うね乃]の添加物不使用の上質なダシを使用。おばんざいには欠かせないダシの旨みをしっかりと感じられる。
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