商売繁昌・五穀豊穣の神を祀った[伏見稲荷大社]の見...
世界遺産にも登録された、京都でも指折りの観光地[二条城]。その周辺には人気の喫茶店やイタリアン、和食料理店、パワースポットなど、魅力的な場所がたくさんあります。今回は[二条城]を訪れた際にぜひ足を延ばしたい、周辺スポットやおすすめランチ、ディナーができる店を紹介します。
1601(慶長6)年5月、江戸幕府初代将軍・徳川家康の命令で造営が始まった平城。その目的は徳川の世の到来を広く天下に示すことと、将軍上洛時の宿泊所とするため。
1614年からの大阪冬の陣・夏の陣では、本営が置かれ歴史の要所になった他、1626(寛永3)年には、後水尾天皇を招いた寛永行幸が行われる。その後、1867(慶応3)年10月、この地で15代将軍・慶喜が大政奉還の意思を表明し、長く続いた徳川幕府が幕を閉じたのはあまりにも有名だ。
唐門には鳥獣や松竹梅などのモチーフが刻まれている。唐破風に取り付けられている昭和修理時に見つかった菊紋の裏面には、徳川家の葵紋の痕跡が残っている。
雄大な歴史建築や緑豊かな庭園とともに、[元離宮二条城]の歴史に隠された謎も楽しんでみてはいかがだろうか。
2024年3月には重要文化財である本丸御殿の保存修理と耐震工事が完了し、9月から一般公開が予定されている。
丸みのある屋根が特徴的な本丸御殿は、桂宮家の今出川屋敷から移築したもの。桂宮時代に当主が日常を過ごした御常御殿のほか、幕末から明治にかけて活躍した絵師たちの障壁画など、じっくりと見て回りたい見どころが満載だ。
ダシの染み出る厚焼き玉子がサンドされた、コロナの玉子サンドが名物の[喫茶マドラグ](京都府京都市中京区)。[二条城]から徒歩10分の場所にある名喫茶で、使い込まれた家具や食器にノスタルジーを感じる。
2023年5月からは新しくモーニングが始まり、名物の玉子サンドをはじめ3種のメニューを用意。どれもボリューム満点で、朝からお腹いっぱいになること間違いなしだ。
朝の時間は混むことが多いので、8時からと9時からの予約サービスを活用して。
[二条城]からすぐの御池通り沿いに佇むのは、格子窓とストライプのひさしが印象的なレトロカフェ[喫茶チロル](京都府京都市中京区)。アットホームな雰囲気のなか、常連さんがコーヒー片手に思い思いの時間を過ごしている。
メニューはトーストや焼きめし、名物のカレーなど豊富なラインナップ。目玉焼きなどのトッピングも可能で、自分好みのカスタマイズも楽しい。朝8時から営業しているので、観光の予定を立てながらボリューミーなモーニングを堪能してみては。
2024年4月にオープンした、焼き菓子とコーヒーが楽しめるカフェ[Paddy(パディ)](京都府京都市上京区)。パティスリーやカフェなどで10年ほど経験を積んだ店主の生田さんが、[二条城]近くで始めた念願の店だ。
大きなショーケースには、カヌレや季節のタルトなど上品な焼き菓子がずらり。現在は夏季限定メニューも続々と登場。好きな焼き菓子を選び、こだわりのコーヒーとともに味わえる。
また7月と8月は日曜日限定で、全粒粉と豆腐を使用したワッフルにサラダとドリンクがついたモーニングプレートの提供を開始。9月からの予定はお店のインスタグラムをチェックしてみて。
烏丸御池の人気店[To.]で働いていた夫婦が、2024年2月にオープンした料理店[Syn(シン)](京都府京都市上京区)。店内には7mもの一枚板カウンターのみを設えた贅沢な空間が広がる。そこでいただけるのは、奥さんの出身地である和歌山の山海の幸を使った逸品だ。
これまで培ったイタリアンの技法をベースに、アジアンテイストを加えたり炭火を取り入れたりと、オリジナルの一皿に仕上げている。多彩なお酒とともに楽しい時間を過ごせそう。
イタリアのレストランや日本の名だたるホテル内レストランで経験を積んだ野呂シェフが、[二条城]近くにオープンした店。イタリアンをベースにフレンチや和食など幅広い技法を駆使し、ゲストの要望に応えてくれる。
ランチはコースの他、セットオーダーも可能。ディナーコースは4つの価格帯から選べ、デートやグループでの食事などさまざまなシーンで頼りになる一軒だ。人気店のため、日程を決めたら早めに空席の確認を。
[二条城]から南西へ徒歩約15分。三条会商店街に佇むレンガ造りの欧州料理食堂。大テーブル1台に10席のこぢんまりとした店内で、店主の森さんがヨーロッパで出合った美味しい料理でもてなしてくれる。
ランチタイムには独創的なパスタを目当てに多くの人が訪れる。店内のショーケースに並ぶ、カラフルなピンチョスやサラダとのセットもスタンバイ。
人気店ゆえ以前は店前に行列ができていたが、現在は混雑解消のため時間での入れ替え制をとっている。最新の情報はお店のインスタグラムでチェックしてみて。
地下鉄二条城前駅から徒歩3分。職人の技が光る料理をお値打ち価格で提供する和食料理店。店主の伊藤さんは、和食の道一本30年のキャリアの持ち主だ。
市場に足を運んで仕入れた、天然の魚を使った料理が自慢。朝食タイムには、人気のお造り定食のほか鉄火丼や鶏唐揚げ定食など豊富なメニューがスタンバイ。夜はおまかせ4400円~の料理を、お酒とともに楽しみたい。
[二条城]の東側、街並みに溶け込んだ素朴な建物にイエローの大きな旗が目を引くのは、デザイン会社が営むおしゃれなカフェ[SONGBIRD COFFEE(ソングバード コーヒー)](京都府京都市中京区)。
店内にはビビッドな挿し色が際立つ椅子やユニークなインテリアが配され、窓越しの景色とともに心地いい空間を演出している。
名物の卵サンドやカレーの他、おやつタイムにぴったりなスイーツもラインナップ。自家焙煎の名店が、同店のためにブレンドしたオリジナルコーヒーも見逃せない。
本場フランスでパン・菓子作りの研修を経た店主が、2024年3月にオープンした店。シックなブルーグレーの壁に、イギリスなどのアンティーク家具が映える。2Fのギャラリーでは作家の展示会やイベントが開催されており、アート好きなら通いたくなるに違いない。
フランスのレシピをベースに試行錯誤を繰り返し、本格的な味を追求した名物メニューのフランやタルトは必食。ショーケースにはお土産用の焼き菓子も充実している。二条観光の途中に立ち寄ってみては。
地下鉄二条城前駅と烏丸御池駅の中間に位置するのは、日本でもめずらしい金属類を祀る神社。黄金色に輝く鳥居がパワーを感じさせる。
御神木であるイチョウは、葉の形が八方向に広がる様から「繁栄」や「長寿」の象徴として縁起が良いと言われている。授与所にはイチョウをモチーフにしたお守りや絵馬が多種揃い、お金にまつわる成功を願う人が毎日訪れる。
平安京の造営の際に、大内裏に隣接して作られた名苑。当時は歴代の天皇が行幸し、舟遊びや花見などの行事・遊宴がさかんに行われたのだとか。66本の鉾を建て、[八坂神社]から[神泉苑]へ神輿を送った祇園御霊会が祇園祭の発祥とされている。
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