[2025]京都の年末年始・お正月に開いているお店
地下鉄五条駅から徒歩5分の場所に佇む歴史感じる建物。大正2年に建築されたこの[湯浅会館](京都府京都市下京区)が、2024年に京都の飲食店が集まるスポットとしてリニューアルした。こちらをプロデュースするのは[ちゃぶ家グループ]のオーナー・小山さん。続々とオープンする店舗は、街中の人気店の新店や焼肉の名店の大将が手掛ける店など、実力派の飲食店ばかり。オープンからすでに注目が集まる施設を紹介します。
独創的な料理にファンが多い[ハシヤとナカセ]が2号店をオープン。お酒を愛する店主の端谷さんと中世さんの念願だったという立ち飲み屋さんのコンセプトはズバリ、お酒好きによるお酒好きのための店。こぢんまりとした空間ながら炭火を扱う焼き場があり、原始焼きや藁焼きなど炭火を活かした料理が名物なのだそう。ポーションは少なめなので、1人で来てもさまざまなメニューを味わうことができるのは嬉しい限り。
オーナーの池口奈津子さんは「古いものを大切にするフランスの文化が好きで」と、パリのビストロやカフェをイメージした店を開いた。炭火料理を始めとしたメニューには、朝引きにこだわった新鮮な鶏や長年信頼を寄せる八百屋[ワンドロップ]の有機野菜など、池口さんが納得のいくものだけを素材として使用。焼き手の大島さんの研究を重ねた技により、素材の旨みを存分に引き出した料理を味わえる。
肉人とは、誰より肉を愛する店主の大平さん自身のこと。京都で精肉店や人気焼肉店[大翔苑]を営み、いわば肉のプロフェッショナルである大平さんが、「自分にとって最終目標の店」として開いたのがここだ。その日1番美味しい肉を食べてもらいたいという理由から、固定メニューはなく、おまかせのコースで提供される。30年磨いた大平さんの目利きにより、銘柄牛にはこだわらず幅広く本当に美味しい肉を選定しているそう。
天井までディスプレイされた日本酒の瓶がインパクト大。むき出しの梁も印象的で、大正時代の建物の趣を感じられる。料理を手掛けるのは、和食料理人として京都で30年以上キャリアを積んだ中林優さん。京都や大阪の市場から都度仕入れる旬の素材を使った料理はお酒に合うことはもちろん、独自のアレンジを加えることを意識しているそう。和食を基本としながら、一工夫加えた料理を提供している。
現在4店舗が営業しているこちらの施設。6月下旬にはハイボールバーが登場するなど、最終的には6軒の飲食店がオープン予定になっている。
歴史ある建物に漂う風情を楽しみながら、店をはしごするのもおすすめ。朝から夜まで楽しめる[湯浅会館]に一度足を運んでみて。
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