[2023]京都のおすすめ紅葉ライトアップ24選
2024年3月16日(土)に北陸新幹線が延伸し、アクセスがグンと良くなった福井県。今こそ県内に点在する老舗の酒蔵や景勝地を巡る絶好のチャンスです。日本海の恵みを自宅に持ち帰れる絶品土産も勢揃い!今年のゴールデンウィークは地酒の魅力に酔いしれながら、歴史情緒溢れる町並みと北陸の食を楽しんで。
●一乗谷朝倉氏遺跡/いちじょうだにあさくらしいせき
戦国大名の朝倉氏が築いた城下町跡で、ほぼ完全な姿で発掘された町並みは、寺院や町家、道路など当時の面影を残す佇まい。
遺跡内には復原された武家屋敷などが立ち並び、特別史跡・特別名勝・重要文化財と国の三重指定を受けている。特に、特別名勝に指定されている庭園の景色は圧巻で、豊かな自然による四季折々の表情を楽しむことができる。徒歩3分のところにある[一乗谷朝倉氏遺跡博物館]と併せて見物すると、栄華を極めた朝倉氏の時代と、町の暮らしを体感できおすすめ。
【住所】福井県福井市城戸ノ内町28-37
【アクセス】JR「一乗谷駅」から徒歩25分、北陸自動車道福井ICから車で10分
【営業時間】9:00~17:00(入館/16:30)
【休日】無休(2024年10月19日(土)は休館)
【入場料】一般330円、70歳以上100円、小・中学生100円
【駐車場】有
Tel.0776-41-2330
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●永平寺/えいへいじ
曹洞宗の大本山である[永平寺]。道元禅師によって出家参禅の道場として開創され、多くの修行僧が日々厳しい修行に励んでいる場所だ。老杉に囲まれ凛とした空気に満ちた境内には、70余りもの殿堂楼閣が点在。坐禅体験や、宿泊しての修行体験もできる(2週間前までに要予約)。
周囲の自然や建造物はどれも荘厳で見応えがあるが、注目は傘松閣。156畳敷の大広間にある天井画には、著名な日本画家144名が描いた花鳥風月をモチーフにした絵がずらりと並び壮観。5匹の動物画を見つけると願いが叶うのだとか。トライしてみて。
【住所】福井県吉田郡永平寺町志比5-15
【アクセス】バス停「永平寺」から徒歩10分、JR「福井駅」から車で25分
【営業時間】8:30~16:30(最終入場/16:00)
【休日】無休
【拝観料】大人700円、小・中学生300円、未就学児無料、障がい者手帳を提示で300円
【駐車場】無(永平寺半杓橋すぐ近くにコインパーキング有)
Tel.0776-63-3102
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●舟木酒造/ふなきしゅぞう
「北の庄」「富成喜」「若鹿」など、バリエーション豊かな味わいを作り出す[舟木酒造]。福井県の東部に位置し、田園地帯に囲まれた自然豊かな環境で酒造りが行われている。酒の品質追求にこだわる、代々酒造りに熱心な蔵元だ。また多くの人に楽しんでもらえるようキュートなカップ酒を作ったり、酒蔵見学を開催したりとサービス精神も旺盛。
[舟木酒造]の酒蔵見学は、より一層日本酒を楽しむことができるようになる充実の内容。見学者の知識量に合わせて、手づくりの資料を使い丁寧にアレンジして話を聞かせてくれるので初心者でも安心。酒造りを具体的にイメージしてもらえるよう、蔵内では実際の器具や機械を動かして見せてもらえるので、リアルな製造現場を体感できるのが嬉しい。デモンストレーションを交えた軽妙な解説の後は、お楽しみの試飲タイム。運が良ければ、店頭ではなく蔵の中の試飲スペースに案内してもらえるかも。貯蔵タンクにのせた木蓋をテーブルに見立て、まるで角打ちのような空間に。蔵の風情を楽しみながらの試飲(1杯300円)はより一層味わいが深まる。福井駅からバスやタクシーで気軽に行けるのも、ツーリストには嬉しいポイント。
【住所】福井県福井市大和田町46-3-1
【アクセス】京福バス「大和田町」から徒歩7分
「福井駅」から車で14分
【営業時間】9:00~17:00
【休日】日曜、祝日
※蔵見学は要予約(電話0776-54-2323もしくはメールinfo@funaki-sake.comにて)
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●美川酒造場/みかわしゅぞうじょう
広い田畑の脇に立つ酒蔵[美川酒造場]は、蔵元杜氏の家族と数名の蔵人で酒造りをおこなっている。伝統醸造道具と製法を守って造るのは、豊かな酸味をもつ独自の酒。
[美川酒造場]の造る酒は一部で”変態酒”と言われるほど、個性が光る逸品。なかでも、杜氏・美川欽哉さんイチ押しの「舞美人 SanQ」は、芳醇でうまみ豊かな飲み口ながら、強い酸味が特徴。と言ってもツンと来るような過激な尖りはなく、乳酸菌らしいまろみのあるフルーティで上品なサワー感。沼る人もいる、というのが納得の味わい。
少量を手造りしている蔵のため、手に入りにくい品もあるのだとか。伝統的な製法と革新的なうまさのギャップ、クセになる個性派の酒を味わいに現地へ訪れてみて。
【住所】福井県福井市小稲津町36-15
【アクセス】「福井駅」から車で12分
【営業時間】10:00~17:00
【休日】水曜
※蔵見学は要予約(2週間前までに電話0776-41-1002もしくはsakemaibijin@gmail.comにて)
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●越前大野城/えちぜんおおのじょう
織田信長の家臣である、金森長近が築いた城。自然石をほぼ加工しない、“野面積み”で造られた石垣は県指定文化財に登録されており、戦国時代に城を守った風格が感じられる。北陸新幹線の延線に伴い、館内展示のリニューアルも行われた。
朝霧が発生する冬季には雲海に浮かんでいるように見えることから「天空の城」と呼ばれている。続日本100名城に選定されており、タイミングが合えば幻想的な写真が狙えるかも。城から1km離れた戌山が撮影スポットで、ベストシーズンには混みあうことも。
【住所】福井県大野市城町3-109
【アクセス】JR「越前大野駅」から車で4分
【営業時間】9:00~17:00(4月~9月)、9:00~16:00(10月~11月)※入城は各時間30分前まで
【休日】12月~3月
【入城料】大人300円、中学生以下無料、障がい者手帳を提示で150円
【駐車場】無(近隣に駐車場有)
Tel.0779-64-4817
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●武家屋敷旧田村家/ぶけやしききゅうたむらけ
[武家屋敷旧田村家]は、大野藩の家老を務めた田村又左衛門家の屋敷を解体復元した建物で、市指定文化財となっている。風格ある屋敷や庭園が、加賀藩領の城下町の気品を感じさせる。
2024年3月16日(土)から、期間限定で風車棚が設置されているのも見どころ。アプローチから屋敷内まで合計約2000個の風車が並び、色鮮やかなフォトスポットになっている。風車の回る涼やかな音とともに楽しんで。
【住所】福井県大野市城町7-12
【アクセス】JR「越前大野駅」から車で4分
【営業時間】9:00~16:00、日曜・祝日9:00~17:00
【休日】無休
【入場料】大人300円、子ども無料、障がい者手帳を提示で150円
【駐車場】有
Tel.0779-65-6212
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●宇野酒造場/うのしゅぞうじょう
白山連峰の麓、大野の清流に囲まれた[宇野酒造場]では、福井県内屈指の老舗の酒蔵ならではの伝統を感じられる見学ツアーが行われている。
「全国新酒鑑評会 金賞受賞」の大きな看板の脇にある暖簾をくぐると、ずらりと並ぶ酒瓶が出迎えてくれる。見学の蔵へと進む左右の壁は賞状で埋め尽くされており、圧巻。「うちは品質を落とさないのが自慢です。たとえ儲けが出なくてもね」と少しおどけて話すのは、蔵元の宇野信裕さん。事務所ではテンポよく日本酒の工程の解説や歴史についてレクチャーしてもらい、400年余りの歴史を持つ蔵ならではの当時の文書なども見ることができる。お楽しみの試飲(1杯300円)は10種の中から好きなものを贅沢に堪能して。
【住所】福井県大野市本町3-4
【アクセス】「越前大野駅」から徒歩16分
【営業時間】8:30~17:00
【休日】不定休
※蔵見学は要予約(7日前までに電話0779-66-2236もしくはinfo@itinotani.co.jpにて)
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●めがねミュージアム/
めがねフレーム国内生産シェア9割を誇る福井県。その生産の中心である鯖江にある、めがねを見て、触れて、体験できる産地ならではの施設。3000本以上のめがねフレーム展示は一見の価値あり。
オリジナルめがねの手づくり体験教室や、めがね作りの技術を楽しめるキーホルダー作りも実施しており、鯖江ならではの思い出になるはず。
100年の歴史と職人の技を感じられるめがね博物館を見学した後は、県内のフレームメーカー約50社のフレームを展示販売しているSHOPで、自分に似合うめがねを探すことも出来る。
【住所】福井県鯖江市新横江2-3-4 めがね会館
【アクセス】ハピラインふくい「鯖江駅」から徒歩10分、北陸自動車道鯖江ICから車で2分
【営業時間】めがねSHOP10:00~19:00、体験工房/めがね博物館/SabaeSweets 10:00~17:00、MUSEUM CAFE10:00~16:00
【休日】水曜日(祝日は開館)
【駐車場】有
Tel.0778-42-8311
※体験工房は要予約
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●越前がにミュージアム/えちぜんがにミュージアム
福井県の漁港に水揚げされるズワイガニの中でもトップブランドの越前がにや、近海の魚も含めて海の神秘を学び味わうことのできる体験施設。
トンネル水槽のある海遊歩道や大型スクリーンで越前がにを学べるビックラブシアター、漁船チャレンジなど、子どもから大人まで楽しめるコンテンツが充実。館内はもちろんカニだらけで面白い写真を撮るチャンスがたくさん!
【住所】福井県丹生郡越前町厨71-324-1
【アクセス】北陸自動車道鯖江IC・武生ICから車で約40分
【営業時間】9:00~17:00(最終入館/16:30)
【休日】火曜休(夏休み期間は無休、11月〜3月は第2・4火曜休)
【入館料】大人500円、子ども300円
【駐車場】有
Tel.0778-37-2626
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●北善商店/きたぜんしょうてん
北陸街道今庄宿で、四季折々の自然や江戸時代からの歴史を持つ建造物に囲まれ、酒を醸し続ける[北善商店]。山に囲まれた場所ながら、平安時代から交通の要とされてきた蔵の周囲には、見どころや旨いものが集まる。近年はロマンを感じる風景が観光客に人気のエリアとなっている。
「地酒は風土が醸しだす」をモットーに酒造りを続ける[北善商店]の酒蔵見学は、一滴一滴に心を込めた酒造りを行なっている様子を間近で感じる内容。建物のそこかしこには行政指定の『伝統的建造物』のプレートが輝き、蔵そのものも見どころのひとつとなっている。ふと見上げると合掌造りの蔵の天井はすすで黒くなり、江戸時代からの積み重ねを感じられる。酒蔵見学はもちろん、地域全体で行う酒造り体験3000円も人気。蔵からすぐそばにあるゲストハウス[玉村屋] 主催で、1日~数日掛けて酒造りの工程すべてを体験することができる。
【住所】福井県南条郡南越前町今庄81-3
【アクセス】ハピラインふくい「今庄駅」から徒歩3分
【営業時間】9:00~17:00
【休日】不定休
※蔵見学は要予約
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●丸岡城/まるおかじょう
戦国時代、織田信長の命により柴田勝家の甥の勝豊が築いた城。天守は江戸時代から残るもので、北陸唯一、現存十二天守に選ばれている貴重なもの。
見どころは天守からの絶景!急な階段に備えつけられたロープを使ってたどり着く最上階は、四方を窓に囲まれた天井の間。丸岡の町並みを殿様気分で見渡すことができる。
3~4月には敷地内に400本あるソメイヨシノを楽しむ桜まつり、秋には武者行列や総踊りが城下で催される丸岡古城まつりと、四季を楽しめるイベントも豊富。日曜日には丸岡城天守前広場の茶室でおもてなし茶席(500円)なども。チケットは2館共通を購入すると便利でお得なので、チェックしてみて。
【住所】福井県坂井市丸岡町霞町1−59
【アクセス】北陸自動車道丸岡ICから車で5分
【営業時間】8:30〜17:00(最終入場/16:30)
【休日】無休
【入城料】大人450円 、子ども150円
【駐車場】有
Tel.0776-66-0303
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●あわら温泉/あわらおんせん
関西の奥座敷とも呼ばれる[あわら温泉]は、福井県の最北端に位置し、福井県内の観光スポットや金沢からのアクセスも抜群。歴史ある名旅館が林立する県内随一の温泉郷でもあり、名宿や美しい風景が文人や著名人に愛されたそう。約10軒の屋台が立ち並ぶ[湯けむり横丁]や、北陸最大級の芦湯(足湯)施設もあり、お楽しみも豊富。また、74本の源泉がある[あわら温泉]は、各旅館が源泉を管理しているため、宿毎に泉質や効能が異なるのも特徴。いつ足を運んでも楽しめる温泉地だ。
あわら市観光協会
【住所】福井県あわら市二面33-1-5
【アクセス】えちぜん鉄道「あわら湯のまち」駅舎内
【営業時間】8:30〜17:15
【休日】土・日曜、祝日
【駐車場】無(近隣に駐車場有)
Tel.0776-78-6767
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●久保田酒造/くぼたしゅぞう
白山山系の山々と竹田川に囲まれ、[丸岡城]との間に位置する地で、270年の歴史を刻む老舗酒蔵。代表銘柄の「富久駒」は福井の酒の中でも有名どころで、その成り立ちを目にすることのできる酒蔵見学が行われている。
「第一に麹。麹は酒の命なんです」と話す、当主・久保田直邦さんが案内してくれる酒蔵見学は、分かりやすく見応え満載。館内に貼られた写真を使って酒造りの重要なポイントを解説・イメージさせ、配布するパンフレットでは数ページにわたり醸造工程を図解。なかでも必見なのが自社開発したという麹造りの機械。先代が酒造りを追求するあまりにつくりあげたものだそう。麹をつくる麹室の様子が他の蔵元とは違うシステマティックないで立ちに注目して。
見学が終了する頃には、日本酒への理解が格段に上がっているのを実感できる。「日本酒に興味を持って好きになって欲しいんです」と普及に努めているのだとか。
【住所】福井県坂井市丸岡町山久保27-45
【アクセス】北陸自動車道丸岡ICから車で5分
【営業時間】8:00~17:00
【休日】不定休
※蔵見学は前日までに要予約
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福井は日本海の恵みを北陸独自の文化で味わう食の宝庫。今回は新幹線の発着地・敦賀駅周辺で購入できるベストお土産をご紹介!
●[はまやき安兵衛]焼鯖寿し/安兵衛食品
自家製の醤油ダレで味付けされた焼き鯖と福井県産米のシャリを、敦賀名物のおぼろ昆布で巻いた逸品。こだわりの焼き鯖は、肉厚さとジューシーさが自慢。ボリューム満点だが食べやすく、ケース入りでお土産に配りやすいのも嬉しい。ぎゅっと詰まった福井の味を堪能して。
焼鯖寿し1296円
内容量/1本8貫
賞味期限/製造日から2日以内
保存方法/常温
販売場所/日本海さかな街内 はまやき安兵衛、熊川宿 はまやき安兵衛
はまやき安兵衛
【住所】福井県敦賀市若葉町1-1531日本海さかな街内
【アクセス】JR「敦賀駅」から車で11分
【営業時間】10:00〜17:00
土・日曜、祝日:10:00〜17:30
【休日】不定休(日本海さかな街に準ずる)
Tel.0770-47-5358
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●[奥井海生堂]太白おぼろ昆布/敦賀駅前otta店
昆布の旨みの強い芯部分のみを、職人が一片一片手削りしたおぼろ昆布。その中でも極上の品とされるのが太白おぼろだでその味はお墨付き。おにぎりやお吸い物、刺身に巻いて味わうなど、気軽にさまざまな食べ方で楽しめる。15gの小袋から販売しているのもお土産向きで、手軽に福井の味をおすそ分けできる。
太白おぼろ昆布378円~
内容量/15g~
賞味期限/10ヶ月
保存方法/直射日光の当たる所、高温多湿の所を避け常温で保存
販売場所/神楽本店、敦賀駅前otta店、ほか百貨店、土産物店など
奥井海生堂 敦賀駅otta店
【住所】福井県敦賀市鉄輪町1-5-32 TSURUGA POLT SQUARE otta複合棟
【アクセス】JR「敦賀駅」より徒歩すぐ
【営業時間】9:00~18:00
【休日】水曜休
Tel.0770-47-5115
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●[銘菓処 笑福堂]豆らくがん/銘菓処 笑福堂
敦賀の伝統菓子である、大豆を使った落雁(らくがん)。シンプルな原料で作られた素朴な味わいは、砂糖を使った通常の落雁とは違ったきな粉のような風味で、老若男女ともに愛される。豆らくがんのお多福は、氣比神宮の神功皇后を象徴している伝えられており、お多福をかたどった形状がシブかわいく、フォトジェニックなのも楽しい。
豆らくがん1512円
内容量/15個入
賞味期限/製造日から15日~30日未満
保存方法/常温保存
販売場所/本店、神楽店、ほか百貨店、土産物店など
銘菓処 笑福堂
【住所】福井県敦賀市昭和町2-21-31
【アクセス】JR「敦賀駅」から車で7分
バス停「呉羽町」下車すぐ
【営業時間】11:00~19:00
【休日】土・日曜休
Tel.0770-22-4747
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福井県には、大人だからこそ楽しめる渋イイスポットや体験が満載でしたね。京都・滋賀からのアクセスも良くなった北陸新幹線延伸の機会に、都会の喧騒から離れて、自分を癒やす旅に出掛けてみて。
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