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商売繁昌・五穀豊穣の神を祀った[伏見稲荷大社]の見...
京都でも有数の観光名所として人気の高い[伏見稲荷大社]。周辺には、老舗和菓子屋さんやSNSで話題のスイーツ店、個性的なカフェなど、思わず立ち寄りたくなる店が揃っています。参拝の行き帰りに合わせて、食べ歩きやお土産選びをしながら自由に散策を楽しんで。
季節ごとに絵柄が変わる手描きの狐面1500円。チャームなど飾り付きのものは1800円
陶芸作家の内藤加奈子さんが営む、陶芸品と雑貨の店。[伏見稲荷大社]では稲荷大神様の使いとされている白い狐をモチーフに、オリジナルデザインの雑貨を豊富に取り揃えている。なかでも狐面は、絵付師が1点1点手描きしているこだわりのひと品。季節の移ろいに合わせてお面の絵柄も変わるので、旅の思い出を彩るお土産としてぜひ持ち帰って。
人気の豆大福は180円。日持ちが当日限りなので、購入後すぐに食べ歩きするのもよし
豆大福で有名な出町柳の[出町ふたば]から暖簾分けした老舗和菓子店。長年、伏見稲荷の地で和菓子や赤飯などを手作りしている。名物はやはり、すべて伏見の名水で仕込んでいる豆大福。滋賀県産の羽二重餅を石臼で丁寧に杵つきし、やわらかい食べ心地に仕上げている。やさしい甘みと程良い塩気のバランスも絶妙。食べ歩きはもちろん、お土産にも買って帰りたくなる。
左は卵白で描かれたイラストがかわいい、もち焼きせんべい きつね稲荷海苔240円。右は、串ぬれおかき おあげさんマヨ300円。どちらも伏見店限定
[伏見稲荷大社]の参道にあるせんべい・おかき専門店[寺子屋本舗 伏見店]には、素朴な味わいのせんべいやおかきが豊富にラインナップしている。狐と鳥居の絵柄が伏見稲荷らしい海苔で巻いたもち焼きせんべいは、こちらの店舗限定。串に刺したぬれおかきにマヨネーズを塗り、油揚げをのせたおあげさんマヨも伏見店限定で、外国の観光客にも人気だという。リーズナブルな食べ歩きフードをお供に、周辺散策を楽しもう。
くだもの串和菓子はテイクアウトなら1本500円、イートインなら1本509円 ※串中央の和菓子は季節によってデザインが異なる
1864年創業の老舗和菓子店[伊藤軒]。菓子と果物をテーマにしたかわいいスイーツと出合えるのが、[果菓 伊藤軒 伏見稲荷店]だ。伏見稲荷店限定のくだもの串和菓子は、フレッシュなイチゴと本格的な和菓子を組み合わせている。白のきつねはこし餡の薯蕷饅頭で、ころんとした形や表情が愛らしい。季節ごとに変わる和菓子のデザインにも注目して。串にはおみくじが付いていて、食べ終わってからも楽しめる。
ジェラートとおいものパフェ700円。ジェラートは基本的にシルクスイートのほか、米(玄米入り、玄米なしの2種類)、コーヒー&デーツなど3~4種類から選べる
1950年に創業し、今もなお昭和の懐かしい面影が残る芋専門店。2019年から、三条会商店街の[プレマルシェ・ジェラテリア]とコラボしたジェラートとおいものパフェを販売している。素材の味を活かしたジェラートは、合成添加物を一切使用していない。トッピングの大学芋もやわらかく甘みがあり、素朴な味わいだ。この他にも、焼き芋やむし芋、芋けんぴなど、自慢の芋グルメが店頭に並ぶ。
いなり寿し1個150円の賞味期限は当日のみ。食べ歩きは1個から、持ち帰り・店内飲食の場合は4個以上から注文可能
[伏見稲荷大社]に続く裏参道のすぐそばに、創業1540年の老舗が佇む。屋号は豊臣秀吉によって名付けられたという。手作りのいなり寿しが名物で、甘辛いお揚げは毎朝秘伝のダシで炊き上げている。すし飯には甘辛く炊いた自家製のごぼうや黒胡麻、麻の実(おのみ)が混ぜ込まれていて風味豊か。参拝の前後に店内で食事するのもよし、小腹が空いたときに食べ歩くのもおすすめだ。
ぷるんとした歯触りがくせになる水まる餅1個500円。きな粉と黒蜜の組み合わせもたまらない
[伏見稲荷大社]の近くに2店舗を構える和菓子専門店[まるもち家]。水風船のように丸く透明な水まる餅を割ると、わらび餅がつるんと飛び出してくる。遊び心たっぷりの和スイーツは、看板商品としてSNSでも人気。ぷるぷるの水まる餅には、お好みで黒蜜やきな粉をトッピングして。外はパリっ、中はもっちりとしたあんこ入りのまるもちも、おすすめの食べ歩きグルメだ。
ファンも多い二色おはぎは2個入400円。あんこときな粉があり、それぞれ1個200円
1966年から約50年間、地元で愛されてきた[大力食堂]。小川健太郎さんは両親の食堂を受け継ぎ、ブックカフェとして復活させた。おすすめは、店主が手作りするあんこときな粉の二色おはぎだ。材料には、厳選された北海道大納言小豆のあんこや滋賀羽二重のもち米、良質な国産きな粉を使用。きび糖のやさしい甘さで食べやすく、ソフトな口当たりが「とろけるおはぎ」として評判だという。春に登場する、季節商品のよもぎ餅も人気なので見逃せない。
(左)凍らせてからたまり醤油に漬け込んだ卵黄を使用した、卵黄300円(中央)小さめでやわらかいちりめんじゃこを青とうがらしと胡麻油で味付けした、ぴり辛ちりめん220円(右)濃厚な組み合わせの明太子クリームチーズ250円
食べ盛りの大学生が気楽に通える定食屋のような場所を作りたい、と店主の大隅さんがオープンした古民家カフェ。お米マイスター厳選のコシヒカリを握り、築地から取り寄せた海苔で巻いたおむすびは、日替わりを含めて20種類ほど。焼鮭や削りたておかかといった定番だけでなく、豚キムチや明太マヨなど濃厚で食べ応えのある具材もあって、目移りしてしまいそう。散策でたくさん歩き回ったら、好きなおむすびでエネルギーをチャージして。
製茶問屋こだわりの本格的な抹茶ラテは、アイス・ホットともに600円。人気のジェラートをトッピングする抹茶ラテフロートは900円
1922年の創業以来、宇治で日本茶を作り続けてきた老舗の製茶問屋が営むジェラート店。ジェラートには厳選された最高品質の茶葉をふんだんに使用しており、お茶の奥深い味わいと豊かな香りを楽しめる。お茶や季節の果物など多彩なジェラートと併せておすすめなのが抹茶ラテ。「プレミアム抹茶・慶香」という濃い抹茶がたっぷり入った贅沢なドリンクだ。暑い夏には、抹茶ラテにジェラートをのせた抹茶ラテフロートがぴったり。寒い季節にはホットの抹茶ラテで温まって。2024年4月には、2Fに30席程度のイートインスペースがオープン予定。
1mm絹糸の紫芋とアイス1300円。注文後、目の前で紫芋ペーストが絹糸のように絞り出される様子を撮影する人も多いそう
糖度50度以上の極蜜熟成焼き芋を使用した芋スイーツが堪能できる[芋ぴっぴ。]。伏見稲荷店では、1mm絹糸の紫芋とアイスがSNS映えすると人気を集めている。ベースとなるのは、熟成焼き芋と濃厚なバニラアイス、ホイップクリーム。その上に、特注の極細絞り機から1mmの紫芋ペーストがシャワーのように降り注ぐ。完成までのライブ感も楽しめるスイーツは、食べ歩きの旅を盛り上げるのにぴったりだ。
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