京都駅周辺のモーニングが美味しい店18選!人気店や...
観光や待ち合わせで利用することも多い京都駅。電車の乗車前後や買い物の合間に、ちょっと一息つける場所がほしい。そんなときにぴったりの、京都駅から徒歩10分圏内にあるカフェを紹介。ほっこりと和菓子を堪能できる老舗から、スタイリッシュな写真映えする新店まで、新旧さまざまなスタイルのカフェから、お気に入りの場所を見つけてみて。(TEXT/鳥羽花、EDIT/澤村萌)
京都駅の西口改札をでてすぐに迎えてくれるのは、170年以上の歴史を持つ老舗茶商[中村藤𠮷本店 京都駅店]。長年培った茶葉の目利きを活かし、香り豊かな抹茶スイーツだけでなく、茶そばも提供している。人気メニューは、お茶の味わいが幾重にも重なったまるとパフェ。食べる度に変化する味や口当たりと、鼻から抜けるお茶の香りを感じながら味わってみて。京都駅店だけで楽しめる期間限定パフェもあり、それを求めて足を運ぶ人も多いのだとか。
行列必至のラーメン店が立ち並ぶ[京都拉麺小路]は、実はラーメンだけでなく極上のスイーツとも出合える場所。入り口には焼き窯抹茶スイーツ専門店[茶筅]があり、作りたてでしか味わえない新感覚のスイーツが迎えてくれる。メニューにはパフェや抹茶ゼリー、ティラミスなどときめく抹茶スイーツがずらり。なかでも一際ワクワクさせてくれるのが、京懐石の八寸盛をイメージし、最高級抹茶のスイーツを詰め合わせた玉手箱だ。乙姫さまからのお土産を想像しながら開けてみて。
京都駅から徒歩2分と、街中ながら開放感のあるオープンテラスが印象的な[tsumugi cafe]。コンクリート壁やタイルの床がクールな店内には、大きなガラス扉から明るい日差しが降り注ぎ、温かみがプラスされている。看板メニューは抹茶・ミルク・エスプレッソのコントラストがきれいなグリーンティーラテプレッソ。それぞれの良さをバランスよく取り入れ、抹茶とコーヒー両方の奥深い苦味を味わえる。
1952年の創業以来、世界に通じる本物の味わいを追求してきた老舗コーヒーロースター[小川珈琲]。京都で知らない人はいないと言っても過言ではなく、日々の朝食や休憩に利用されている。京都駅店は、京都駅直結の[コトチカ京都]内にあり、アクセスしやすい立地も魅力。11時半からは軽食向けのトーストサンドの他、ジェラートとあずきのトーストなど、カフェ利用に嬉しいデザート向けのトーストも提供される。
五感を刺激するスイーツが味わえる[FUKUNAGA901]。旬のフルーツをふんだんに盛り付けた「やま」シリーズのパフェや、京焼・清水焼のプレートに本物の苔を敷き詰めた芸術的な「京の盆栽」など、目で楽しむ彩り豊かなスイーツの数々が人気。京都宇治抹茶の芳醇な香りと口溶けなめらかな抹茶アイス、そして白玉や麩ショコラなど、和の素材が織りなすハーモニーは絶品。SNS映えも抜群の思い出に残るスイーツをご堪能あれ。
京都駅から徒歩約10分。新しいホテルも立ち並ぶ[西本願寺]と[東本願寺]の間のエリアで、昔懐かしい雰囲気を感じさせる古民家カフェを発見。[食と森]では、イタリアの有名店で長年働いた実力派シェフが手掛ける京野菜たっぷりのおばんざいプレートを味わえる。プリンやクリームソーダといったどこか懐かしいデザートも用意されているので、日々の喧騒を忘れて心安らぐひとときを過ごしたい人はぜひ。
地下鉄九条駅から徒歩すぐ、京都駅からも徒歩10分程度と観光の合間にも利用しやすい[THE Lower East Nine Cafe]。あえて京都らしさを排した店の佇まいは、まるで海外のカフェに迷い込んだかのようで、新しいものと旧いものが混じり合う京都という街を存分に味わえる空間だ。カウンター席やテーブル席などさまざまな座席が用意されているので、1人で気軽に訪れたり、グループでおしゃべりに興じたりと、思い思いの時間を過ごせる。
新幹線に乗る前や降りた後、ちょっと一息つきたいときに迎えてくれるのが、1952(昭和27)年創業の和菓子店[宝泉堂]の京都駅店。京の室礼を取り入れている店内は、新幹線の改札内とは思えない落ち着いた雰囲気。喫茶スペースでは、下鴨の[茶寮 宝泉]で毎朝作る生菓子や季節の甘味、一杯ずつ手淹れするコーヒーなどを堪能できる。物販スペースにはお土産にぴったりの品々が並んでいるので、帰りに立ち寄るのもおすすめだ。
築100年の京町家を改装した[aotake]は、京都駅近くの小さな隠れ家のようなお茶専門店。季節ごとに変化する茶葉の風味を大切に、紅茶は春夏秋と摘む時期や農園を吟味し、日本茶は茶農家さんが手摘みで丁寧に育てた玉露など、店主がこだわってセレクトしたお茶が楽しめる。古都の風情漂う空間で、至福の一杯を見つけてみては。
四半世紀にわたり愛され続ける[茶寮都路里]。厳選された素材を使用し、絶妙な甘みを探求したあんこは口にすると小豆の味わい、香りが広がる。抹茶を堪能できる京都伊勢丹限定のパフェは、抹茶・バニラアイスクリーム、白玉、抹茶ゼリー、あんこなど、さまざまな口当たりと味わいが美味。別添えの抹茶練乳ソースと絶妙にマッチする。
世界中のコーヒー農園に足を運び、高品質なスペシャルティコーヒーを探求し続けている京都発のコーヒーロースター[Unir]。ホテル併設の京都店は半地下となっており、街の喧騒を気にせずに寛げる。半地下ながらも大きな窓から光が入るので、店内は明るく開放的だ。京都店限定の自家製ジェラートやパフェなどこだわりが詰まったスイーツもスタンバイ。14時半から提供されるパフェは季節によりメニューが変わるので、何度でも足を運びたい。
ペット連れOKのカフェ&ギャラリー[hatoba cafe]。版画アーティストでもあるオーナーが集めた絵画や版画が展示されており、気軽にアートに触れながらコーヒーが味わえる場所となっている。広々とした店内はアンティークの家具がセンス良く配置され、アート関連の本なども自由に手に取れる。ドリアやカレーなどの軽食のほか、スイーツには店内で手作りされた自家製スコーンがスタンバイ。
1790年創業の老舗日本茶ブランド[福寿園]が、格式高く作法の難しいお茶の世界をもっと気軽に、もっと身近に楽しんでもらいたいと造った[茶寮 FUKUCHA]。伝統ある宇治茶の新たな可能性を提案しており、今までにないお茶の楽しみ方が体験できる場所となっている。パティシエが丁寧に作る華やかなスイーツも用意されており、どれもお茶の香りや風味を引き立ててくれる。ぜひ日本茶とスイーツのペアリングを味わってみて。
京都タワーサンドの1Fにある[果菓 伊藤軒]では、1864(元治元)年創業の和菓子店[伊藤軒]が手掛けるクリームいっぱいのパンケーキや、フルーツを贅沢に使ったパフェを堪能できる。いつも混雑している京都駅周辺の中でも、京都タワーサンドは比較的穴場。周辺のカフェよりも遅い時間まで営業しているので、仕事帰りや買い物帰りにも訪れたい。物販コーナーでは、自宅用のおやつや手土産にもってこいの50種類以上のお菓子が揃う。
1940年の創業以来、ネルドリップ式のコーヒーを軸とし、京都の穏やかな日常を支えてきた[イノダコーヒ]。京都駅直結のポルタ支店も、[イノダコーヒ]が大切にしてきた洋風サロンのようなクラシカルな雰囲気はそのまま。駅前ながらもゆったりとした空間で、代々受け継がれてきた味を楽しめる。ブレンドコーヒー・アラビアの真珠は創業当初より提供されており、モカコーヒーをベースに香り・コク・酸味が絶妙なバランスに仕上がっている。
老舗茶筒店[開化堂]が手掛ける[kaikado Café]。昭和初期に建てられた洋館をリノベーションしており、レトロな外観はそのままに、店内はモダンな空間が広がる。大切な人を迎えるような応接間をイメージしたカフェでは、自家焙煎のコーヒーのほか、店主が信頼を寄せる国内外の職人の紅茶や日本茶、お菓子が心を込めて提供される。茶筒のギャラリーや伝統工芸品の販売もあり、ティータイムを楽しみながら京都の職人技に触れられるのも魅力だ。
お濃茶ラングドシャ・茶の菓で有名な[マールブランシュ]が手掛ける[ジェイアール京都伊勢丹]3Fの[マールブランシュ ロマンの森カフェ]。こちらで提供される京都紅茶は、茶の菓を通じて育んだ茶農家さんとの縁から生まれたオリジナルの和紅茶。茶葉の栽培から発酵まで手間ひま掛けて作り上げ、しっかりとしたボディのクラフトティーに仕上がっている。ミルクやバターとの相性が抜群の京都紅茶とともに、至福のティータイムを過ごして。
七条河原町の角に立つ築100年の洋館を改装した[DAVADA COFFEE&RECORDS]は、地元民や旅行者がひっきりなしに訪れる場所。ジャンル豊富なレコードが約3000枚以上並び、選び始めれば時間が経つのも忘れてしまう。コーヒーは、シングルオリジンとブレンドを数種類ずつ用意。浅煎りで酸味が強いエチオピアと、中深煎りでコクがありバランスの取れたグアテマラは店主イチオシの一杯。テイクアウトの窓口もあるので、観光がてらに立ち寄るのもおすすめ。
焙煎したてのコーヒーの美味しさに目覚めた店主が、その美味しさを楽しんでほしいとオープンした[8Black brids cafe]。緑のタイルと木を基調とした落ち着いた店内は、コーヒーの香りを堪能しながら寛ぐのにぴったりの空間。オランダから輸入した[Giesen社]の焙煎機で焙煎した豆を使い、ハンドドリップで丁寧に淹れたコーヒーが提供される。全8種の珈琲豆は、クレオパトラやゲイシャなどハイクラスな豆もあるので、好みの一杯を探してみて。
中米・エルサルバドル産のコーヒーのみを扱うコーヒーブランド[COYOTE]。生産者と共に農園で過ごした店主が、信頼できる生産者と直接やり取りし買い付けた高品質なコーヒーを提供している。ヴィーガン対応のカフェとしても人気で、植物性の食材だけを使ったフードもスタンバイ。環境への配慮はメニューだけにとどまらず、古材や流木を利用したテーブルやカウンターなど、内装にも随所に店主のこだわりと愛が散りばめられている。
日本独自のコーヒーの淹れ方や文化、その魅力を京都から世界に発信している[Kurasu]。高品質な珈琲豆や器具の販売だけでなく、こだわりのコーヒーを堪能できる場所として誕生した[Kurasu Kyoto Stand]では、ドリッパーの形やお湯の注ぎ方まで考え抜いた一杯が提供され、国内外からコーヒーを愛する人々が集まる。コーヒーとのペアリングを考えて作られた焼き菓子とともに楽しめば、普段のコーヒータイムをよりハッピーに過ごせること間違いなし。
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