[2024]雨の日も楽しめる!京都の観光・体験スポ...
清水の舞台で有名な[清水寺]は、世界遺産「古都京都の文化財」にも数えられており、京都に訪れた人の多くが足を運ぶ観光スポット。春は桜、秋は紅葉と季節によってさまざまな姿が楽しめ、本堂以外にも仁王門や音羽の滝など見どころが多い。
京都の玄関口である京都駅から[清水寺]へのアクセスは、バスや電車、タクシーを使用するなど複数の交通手段がある。今回は、アクセス方法に迷っている人に向けて、ルート別にかかる交通費や所要時間を紹介。
おすすめなのは、地下鉄を利用する方法。地下鉄1本では行けないのでバスへ乗り換える必要があるものの、混雑する京都駅のバスターミナルを避けて移動ができる。
本数も多く、朝と夕方のラッシュ時なら約5分おき、昼間でも約7〜9分おきと待ち時間もそれほどない。今回紹介するのは「九条駅」で下車するパターンと、「五条駅」で乗り換える2つのルート。
⚫︎ 1.地下鉄+バスで行く(京都〜九条〜清水道)
竹田行きに乗車して「九条駅」で下車。その後駅前の「大石橋」から202/207系統の市営バスに乗り換え「清水道」で降車する。清水道から[清水寺]の仁王門までは徒歩で約10分。
バスは1時間に10本程度と、乗り換えもスムーズにできる。「京都駅」から一旦南下するので遠回りな印象も受けるが、実際はそうでもなく所要時間は約40〜50分。運賃は地下鉄220円、市バス230円の合計450円。
⚫︎ 2.地下鉄+バスで行く(京都〜五条〜五条坂)
先程とは逆方面の国際会館行きに乗車し「五条駅」で下車後、バスに乗り換えて向かうこともできる。バスの本数が減るので時間が読みにくくなるものの、九条ルートよりバスの乗車時間は少ない。
いくつかあるバス会社のうち、利用しやすいのが京阪バス。「烏丸五条」から[清水寺]方面に向かうのは、82/311系統。5駅先の「五条坂」で降りれば、徒歩約12分で到着する。トータルの所要時間は40〜50分。運賃は地下鉄220円、京阪バス230円の合計450円。
地下鉄とバスを使うなら「地下鉄・バス1日乗車券」を購入すると、個別で切符を買うより運賃の節約になる。京都市内のほぼ全域を行き来できるので、[清水寺]の他にも訪れたい場所があるなら活用してみては。
混雑するバスターミナルを避けて電車を使うなら、JRを使用するのもひとつの手。地下鉄と同じくバスに乗り換える方法だけでなく、極力バスを使いたくないなら電車を乗り継いで行くのもあり。
JR「京都駅」から奈良線に乗車してひとつ隣の「東福寺駅」へ。そこからバスを使う方法と、京阪電車を利用する2つのルートを紹介。
⚫︎ 1.JR+バスで行く(京都〜東福寺〜清水道)
「東福寺」から202/207系統の市バスに乗れば、[清水寺]最寄りの「清水道」まで行くことができる。JRもバスも本数が多いため、時間が読みやすい。
「清水道」からは徒歩で10分程なので、所要時間はトータル40〜50分といったところ。JR150円、市バス230円、合計380円と、地下鉄を使うよりやや運賃を抑えられるのもメリット。
⚫︎ 2.JR+京阪電車+徒歩で行く(京都〜東福寺〜清水五条)
「東福寺駅」では京阪電車への乗り換えも可能。出町柳行きで「清水五条駅」まで乗車し、そこから歩くならバスを使わずに移動できる。渋滞を避けられるため、混雑するシーズンに訪れるなら候補に入れよう。
「清水五条駅」から[清水寺]までは1.4km、徒歩で20〜25分と少し距離があるとはいえ、歩けないというほどではない。運賃は合計300円。電車移動が主なので歩く時間を入れても、所要時間は他のルートとそれほど変わらず約40〜50分。
乗り換えを手間に感じるなら、やはり1本で行けるバスは魅力的。京都駅北側の中央改札を抜ければ、バスターミナルはすぐ目の前。
支払い方法は、現金・回数券・ICカード・1日乗車券が利用できる。現金や回数券は降車時に運賃箱に投入。ICカードを使用するなら、降車時だけでなく乗車時のタッチも忘れずに。
3〜4月と10〜11月のハイシーズンはかなりの混雑が予想される。交通渋滞で大幅に遅れるケースもあるため、早めの行動を心掛けて。
⚫︎ 京都市営バスで行く(京都〜清水道)
いくつかあるバス会社の中で、利用しやすいのは本数の多い市営バス。通常は約5〜10分間隔のところ、繁忙期には臨時便も出ており、約3〜5分おきにバスが到着する。
乗り場はバスターミナル東側の「D2」。乗り場ごとに主要な観光地が表示されているので目印にしよう。206/86系統に乗車すると[清水寺]に程近い「清水道」まで行ける。運賃は230円と一番安いルートでもあり、徒歩で移動する時間を入れても30分程と所要時間も短い。
本数が多いとはいえ、利用者も多いので乗車まで10分以上時間を要することも。また、途中で博物館など他の観光スポットからの乗客も多く、車内はかなり混雑する。雨の日や真夏日には避けたいルート。
所要時間10〜20分程と、他の交通手段よりも移動時間を短縮できるのがタクシー。[清水寺]の近くまで移動できるので、歩く距離が少ないのも嬉しい。[清水寺]方面に向かうなら、烏丸口の乗り場がおすすめ。
1500円程かかる運賃も、3〜4人で乗り合わせるなら割高感もなし。ただしハイシーズンはタクシー待ちの行列ができるため、待ち時間も考えて観光プランを立てておこう。
⚫︎ 各タクシー会社の初乗り運賃や加算額
タクシー会社によって初乗り運賃や加算額に差があるので、選ぶ余地がある場合は考慮したいところ。主なタクシー会社の初乗り運賃/加算額は下記のとおり。
「京都駅」から[清水寺]まではおよそ3kmと、実は歩けないわけではない距離。45分〜1時間程で到着するので、過ごしやすい季節であれば、京都の街並みを楽しみながら歩いて向かうのも一つの手段。
烏丸通りを七条で右折して七条大橋を渡り、まずは[三十三間堂]を目指そう。[三十三間堂]の近くには[京都国立博物館]や[妙法院]など他の観光スポットもあるので、寄り道しながら向かうのもあり。
途中で休憩を挟むなら[三十三間堂]近くにある[ハイアットリージェンシー]や[フォーシーズンズホテル]のラウンジで、贅沢な時間を過ごすのもおすすめのコース。休息の後は、北上して五条通りまで来れば[清水寺]はもう目の前。五条坂を登ると仁王門が迎えてくれる。
新しい交通手段として、電動キックボード・電動自転車のシェアサービスLUUPの利用がある。駅前や観光スポット付近など京都市内各所にポートが設置されており、ポートからポートまでを自転車やキックボードで移動できるというもの。
「京都駅」周辺や[清水寺]の近くにもポートがあり、ポート間の移動は約20分。利用料金も30分ごとに200円とお手軽で利点も多い。ただし[清水寺]に近づくと人通りが多くなるので、十分に気をつけて走行しよう。
※2023年7月の法改正後、制限速度は時速20kmになったのでスピードの出し過ぎにも注意。利用するにあたって、アプリより年齢確認書類の登録と交通ルールテストの合格が必要。
地下鉄やバスを利用して京都市内を観光するなら「地下鉄・バス1日乗車券」の利用がお得。1100円(小児550円)で、京都市営の地下鉄とバスは全線1日乗り放題に。
一部の路線以外なら、京都バス・京阪バス・JRバスも乗車できるので、京都市内のほぼ全域を移動できる。市営バスや地下鉄の案内所の他、バスの車内でも購入可。
観光スポットの多い京都は、交通手段もさまざま。天候やシーズンに合わせて使い分け、古都の魅力を堪能してみて。
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