『初天神』情報も!京都の風物詩 一年を締めくくる最...
北野天満宮周辺は老舗店が手掛けるラーメン店や、ベテラン職人が開いた寿司店、手打ちのうどん店など魅力的な店が揃う注目エリア!今回は編集部がおすすめするランチにぴったりの店をご紹介。
香川や大阪のうどん店で修業を積んだ店主が機械を使わず手作業で作る朝練りの打ちたてうどんが評判。店主おすすめの黒毛和牛と九条葱のつけめんは[牧村農園]の新鮮な九条ねぎと[銀閣寺大西]の黒毛和牛を使用し、生姜のアクセントを加えたつけ汁が食欲をそそる。今後のメニュー展開にも期待が高まる新店だ。店内には子ども向けの絵本なども常備しているので、家族連れでも気兼ねなく訪れて。
美しい庭を眺めながら和牛ステーキ重を楽しめるこちら。店に立つ木村さん夫婦は、お肉のコース料理が楽しめる肉割烹を営んでいた父から、この店を引き継いだ。名物のステーキ重に使っているのは佐賀、島根、大分産などの黒毛和牛。肉の量は80g~たっぷり200gまで選べる上、肉吸い、牛スジ煮込み付きで存分にお肉が楽しめる。
全国各地から最良の実を仕入れ、石臼挽きした自家製そば粉を京都の名水を使い、太さの異なる二八、九割、十割を毎朝手打ちしている店主の櫟原さん。そばは淡いグリーンを帯びた美しい見た目で、ムチッとした歯応えが記憶に残る。名物メニューの鴨せいろのほか、秋はキノコを使った季節限定メニューも登場するそう。2Fには座敷もあり、子ども連れでもゆったり寛げる。
1879(明治12)年の創業以来、長年地元の人に愛されているこだわりの漬け物をお茶漬け会席としてランチで提供。漬け物の盛り合わせと、奈良漬けを熟成させた粕で漬け込み、香り豊かにじっくりと焼き上げた魚がセットになったメニューなどが楽しめる。店内を通り抜け奥に進んだところにある京町家そのままの座敷で、風情を楽しみながら食事を堪能して。
キャリア40年以上のベテラン職人が開いた寿司店。亡き知り合いの後を大将が引き継ぎ、鯖寿司や海鮮丼、さらには定食などで一日中楽しませてくれる。定番メニューの茶そばセットは、各茶そばに鯖寿司と鱧の押し寿司のどちらかが選べる。その他、市場から直送される魚を使った日替わりのメニューがたくさんスタンバイ。
明治38年に屋台の夜泣きそばから始まった西陣の老舗蕎麦店。今も創業から変わらぬ味を四代目店主の谷垣良紀さんと母・いづみさん親子が守り続けている。特に店で一からひいて作る無添加のダシは、100年以上経った現在でも同じ味で楽しめるのが驚きだ。定食や丼など、そば店とは思えないほど豊富なメニューを揃え、全国各地からたくさんのファンが訪れる。にしん蕎麦にとろろを掛けた、なると蕎麦や年末限定の昆布巻きなど、お客さんからの声を受けて復活したメニューも。
創業120年以上の老舗[五辻の昆布]の2Fに誕生したラーメン店。グレーの壁面に、木のカウンターが映えるスタイリッシュな空間で味わえるのは、コース仕立ての昆布らぁめん。まず、真昆布、羅臼昆布、利尻昆布の水出しをワイングラスで飲み比べたら、代表の久世さんが目の前で削るおぼろ昆布を堪能する。メインの昆布らぁめんは昆布の旨みが凝縮した透き通ったスープとモチモチの歯応えの麺が絶品だ。昆布らぁめんはワンコンブ制で提供される。1Fの店舗で1点以上の商品を購入して。
築100年の町家を活かした青果店兼食堂。入ってすぐは、八百屋さんスペースになっており、みずみずしい葉野菜や泥付きのジャガイモ、旬の果物が種類豊富に並ぶ。奥に進むと、「B級品と呼ばれる美味しい野菜をどうにかしたい」という代表・中本千絵さんの想いとともに、もともと料理教室を営んでいた経験を活かして始めた「すこやか食堂」がスタンバイ。野菜たっぷりのランチやスイーツを味わって、美味しかったから買って帰るという嬉しい循環もあり、生産者と消費者を繋げる温かい空間となっている。
北野天満宮のそばに誕生した和食店。数寄屋造りの店内は和の設えも美しく、カウンター席のほか個室も完備。[下鴨茶寮]や[研覃ほりべ]で研鑽を積んだ店主の千田さんの料理は、昼5500円、夜1万5000円と各1つのコースのみ。季節を巧みに映した美しい一品ひと品が運ばれるたびに感動する。昼のコースの最後に登場する鰻丼は、福井若狭の実家が営む鰻料理の技を受け継いだもの。秘伝のタレをかけた香ばしい焼き加減の鰻は絶品だ。京都では珍しい「加茂栄」など、若狭の地酒と一緒に味わって。
門をくぐると大きなソフトクリームのオブジェが和室の中からお出迎え。遊び心溢れるアーティスティックなアプローチを進んだ先には、町家風情を残す落ち着いた趣が漂う客席が広がる。坪庭を眺めながら楽しめるのは[サーカスコーヒー]のハンドドリップコーヒー600円や、薬剤師のブレンダーによる[niwatoco tea]のオリジナルハーブティー730円~など、厳選された喫茶メニューの数々。もちろんソフトクリームを使ったスイーツもスタンバイ。テイクアウトも可能。
店主の永江公貴さんは、1950年に愛媛県今治市で創業した老舗うどん店の三代目。程良くコシの強さがあって食べやすいというやや細めの自家製麺は、祖父に倣って香川県産の小麦粉を使用。約12時間いりこを水出ししてから70度以下の温度で煮出し、鰹節などを加えたダシも祖父直伝の自信作だ。ぶっかけうどん艶のやかな見た目も食欲をそそるが、いりこの風味を楽しむなら温かいうどんもおすすめ。四国生まれのうどん店ならではの130円~のセルフおでんも年中健在。
釣り好きの店主が名付けた店名の[なぶら]とは、大きな魚に追い立てられて海面を跳ねる小魚の群れのこと。大物がいるという海の吉祥ワードを店名に掲げたラーメン店が提供するのは、昆布と鯖のダシが香る魚介系ラーメン。京都で35年、和食の料理人として培った経験を一杯に凝縮させ、老若男女問わず日常的に楽しんでもらえるようにと化学調味料を一切使わず、塩分も控えめ。どんと浮かんだ鯖の竜田揚げ、平打ちちぢれ麺と一緒に味わえば、あっという間にスープまで飲み干してしまう。
店に入ってすぐ、桶に盛ったさまざまな品種や産地の玄米が目に留まる。江戸末期から続く老舗[大米米穀店]の四代目の料理好きが高じて、洋食レストランを始めたのが1996年。「どこのお米? 」と尋ねる客が多くなり、以来その日提供するお米の銘柄を表示している。精米したての炊きたてごはんは、大から小まで選べてお代わり自由。10食限定で玄米ごはんにもできる。自慢は、自家製デミグラスソースが掛かった手ごねハンバーグ。冬は牡蠣フライも登場し、ごはんがすすむこと間違いなしだ。
西陣の路地奥、大きな木のスプーンの看板が目印の隠れ家レストラン。西陣織の工房だったという店内は、土壁や織り機が置いてあった土間もそのままに、昔の面影を残している。フランス人の店主ピチューさんが作るのは、数種類の地中海料理を楽しめる日替わりプレート。仙台の[パン屋 マルモ]で約1年半修業を積んだ経験を活かす、しっかりとしたハード系パンも自慢だ。日替わりプレートにはバゲットやクミンが香るフォカッチャなど、料理に合うパンと週替わりのスープが付く。
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