
[2025年最新]春を楽しもう!京都で桜の見える店...
今年も桜の開花シーズンがやってきました。見る場所や時間帯によって、さまざまな表情を見せてくれる桜。今回は、夜間限定の拝観が楽しめる名刹から散策自由の穴場まで、京都の桜のライトアップ情報を紹介します。昼間とはひと味違った幻想的な夜桜を満喫して。
京都を代表する寺院の一つ[清水寺]。
春の夜間特別拝観では、夜桜や高さ約31メートルの三重塔など境内のスポットがライトアップされ、幽玄な風景に出合える。また、清水の舞台からは京都の夜景が堪能でき、夜桜とともに楽しむことができる。
写真提供:清水寺
写真提供:清水寺
写真提供:清水寺
見頃/3月下旬〜4月上旬
期間/2025年3月25日(火) ~ 4月3日(木)
拝観時間/18:00~21:00受付終了
料金/大人500円、小中生200円
京都で最大の朱色の大鳥居がそびえ立つ[平安神宮]。
夜桜とアーティストたちの奏でる音色が京の夜を彩る『平安神宮 桜音夜(さくらおとよ)』が今年も開催。作家・谷崎潤一郎が小説「細雪」のなかで‟紅の雲”と表現した南神苑の栖鳳池に映し出される紅枝垂れ桜をライトアップ。栖鳳池の鏡面に映し出される東神苑貴賓館を舞台に、篳篥(ひちりき)や三味線、箏やピアノなどの演奏が行われる。
例年の見頃/3月下旬〜4月中旬
[平安神宮 桜音夜~紅しだれコンサート2025~]
期間/2025年4月2日(水)〜6日(日)
時間/<ライトアップ>18:15~21:00、<コンサート>第1部 18:40~19:10(入場受付/18:15~19:15)、第2部 19:55~20:25(入場受付/19:35~20:30)の2部制
※第1部と第2部は完全入替制
※客席無し
※詳細は公式サイトを参照
【コンサート付入場券】
料金/4000円
前売/3000円
【入場券】
料金/2000円
前売/1500円
※いずれも小学生以上有料
【問い合わせ】Tel.075-241-6171(平日10:00~17:00「平安神宮桜音夜」事務局)
※平安神宮社務所への問い合わせはご遠慮ください。
駐車場無
国家鎮護の寺として創建された[東寺]。
境内にはソメイヨシノなど約200本の桜が植えられており、樹齢130年といわれる美しい紅枝垂れ「不二桜」が有名だ。京都を象徴する国宝・五重塔を背景に咲くライトアップされた「不二桜」は必見。
例年の見頃/3月下旬~4月上旬
『東寺 夜桜ライトアップ(金堂・講堂 夜間特別拝観)』
期間/2025年3月15日(土)~4月13日(日)
拝観時間/18:00~21:30(受付終了/21:00)
拝観料/大人1000円、中学生以下500円
※団体料金扱いなし
徳川家康が築城し数々の歴史の舞台となってきた世界遺産[二条城]。
春は山桜や里桜、八重紅枝垂桜など50品種約300本の多種多様な桜を楽しめる。期間中の夜間には桜のライトアップや歴史的空間を活かしたプロジェクションマッピングの他、体験型のコンテンツも用意されており、花見に留まらない非日常な体験ができる。
例年の見頃/3月中旬~4月中旬
『NAKED meets 二条城 2025 桜』
期間/2025年3月14日(金)~4月13日(日)
時間/18:00~22:00 (最終入場/21:00)
入場料/月~木曜は中学生以上2000円、小学生1000円
金~日曜、祝日は中学生以上2500円、小学生1500円
※3月22日(土)、3月29日(土)、4月5日(土)、4月12日(土)は、日付指定の特定日チケットを購入。それ以外のチケットでは入場不可。
特定日チケットは中学生以上2800円、小学生1800円
【問い合わせ】
チケット/0570-200-888(キョードーインフォメーション 期間中12:00〜17:00 ※土・日曜、祝日休)
その他/050-1750-3979(NAKED meets 二条城 運営事務局 期間中平日17:00〜22:00、土・日曜、祝日12:00〜22:00)
※二条城事務所への直接の問い合わせはご遠慮ください
https://event.naked.works/nijojo/spring//
浄土宗の総本山[知恩院]。
東山華頂山から東大路通りまでの広い範囲で桜並木が見られる。夜間特別拝観では枝垂れ桜が見事な庭園「友禅苑」をはじめ、境内各所がライトアップ。期間中は法話や木魚に触れ「南無阿弥陀仏」とお称えする体験イベントや、ライトアップエリアをお坊さんと1時間半掛けてじっくりと巡る「月かげプレミアムツアー」が実施される。
例年の見頃/3月下旬~4月上旬
『知恩院 春のライトアップ2025』
期間/2025年3月26日(水)~4月6日(日)
「月かげプレミアムツアー」は期間中の木曜、土曜、日曜に開催
※申し込みはこちら
拝観時間/17:45~21:30(受付終了/21:00)
拝観料/大人800円、小中学生400円
北政所こと豊臣秀吉の正室・高台院(ねね)が、秀吉の菩提と自身の終の墓所として建立した[高台寺]。
開山堂へ向かう重関門脇の山桜「高台寺桜」をはじめ江戸時代後期から花見の名所として有名で、方丈の枝垂れ桜も毎年見事な花を咲かせている。門前通りの「ねねの道」に咲くソメイヨシノの並木道も人気。
ライトアップされた竹林
例年の見頃/3月下旬~4月上旬
『春の夜間特別拝観「祈り~春~」』
期間/2025年3月14日(金)~5月6日(火・祝)
拝観時間/17:00~22:00(最終受付/21:30)
拝観料/大人600円(掌美術館入館券付き)、中高生250円
※3ヶ寺共通割引拝観券(高台寺、掌美術館、圓徳院)900円
日本で最初の公立総合植物園であり関西屈指の規模を誇る[京都府立植物園]。
夜にはソメイヨシノやヤエベニシダレなど約300本の桜がライトアップされ、昼とは違う夢のような風景に包まれる。また期間中の夜間は、約4500種類もの熱帯植物等が植栽・展示される日本最大級の観覧温室が無料開室される。
例年の見頃/3月中旬〜4月上旬
『2025桜ライトアップ』
期間/2025年3月25日(火)~4月6日(日)
入園時間/日没後18:00頃~21:00(最終入園/20:00)
※昼の入園と入れ替え無し
料金/一般200円、高校生150円、中学生以下無料
(2025年4月1日(火)より一般500円、高校生250円、中学生以下無料)
江戸時代から「平野の夜桜」として庶民に親しまれている桜の名所[平野神社]。
境内には約60種類400本の桜が植えられており、当地が原木の珍しい品種も多い。特別夜間照明では、ぼんぼりや灯篭などの灯かりが桜苑・境内を照らす幻想的な風景に出合える。
例年の見頃/3月中旬~4月中旬
『平野神社 桜苑夜間 特別参拝』
期間/2025年3月22日(土)~4月13日(日)
拝観時間/日没~21:00
拝観料/無料(一部有料区間有)
藤原道真公とゆかりの深い[長岡天満宮]。
寛永15(1638)年に八条宮智忠親王によって築造された外周1kmにも及ぶ八条ケ池がライトアップ。檜で作られた水上橋からは、夜空に華やぐ桜と、その姿が池に映し出された夢幻的な景色を眺められる。
例年の見頃/3月下旬~4月上旬
『八条ヶ池桜ライトアップ』
期間/2025年3月29日(土)~4月6日(日)
※状況によって変更の可能性有
拝観時間/18:00~21:00
拝観料/無料
保津川峡谷の自然風景を堪能できる観光列車[嵯峨野トロッコ列車]。クラシカルでかわいらしい機関車に揺られる約25分間の列車旅は、見逃せない絶景ばかり。車掌の楽しいガイドとともに、街中では見られない渓谷の桜に出合える。
例年の見頃/3月中旬~4月上旬
『春のライトアップ&イルミネーション』
期間/2025年3月20日(木)〜4月6日(日)まで
時間/16:30~最終列車まで
※期間中は臨時列車を運行、夕方に1往復増便。
※3月28日(金)~30日(日)、4月4日(金)~6日(日)は1往復増便
運賃/大人880円、小児440円
東山から祇園界隈を流れる白川沿いは[祇園白川]と呼ばれる場所。
特に巽橋と辰巳大明神付近の[祇園新橋]は、昭和51(1976)年に国の伝統的建造物群保存地区の指定を受け、現在でも50数件の茶屋形式の町家が守られているエリア。夜は川端通りから巽橋まで、白川に沿った桜並木がライトアップされ、伝統的な建物と石畳の風景が一層情緒ある雰囲気に。
例年の見頃/3月下旬〜4月上旬
『第32回 祇園白川宵桜ライトアップ』
期間/2025年3月28日(金)~4月6日(日)
時間/18:00~22:00
散策自由
正治2(1200)年に医王教寺の塔頭寺院として建てられた[正寿院]。
災いを除いて福を招くという意味が込められたハート型の猪目は、日本の伝統文様。猪目窓が桜色に染まり、客殿内から見渡す限りの桜で埋め尽くされる景色は圧巻。本堂側の樹齢100年近い古木桜が艶やかに咲く姿も必見だ。
例年の見頃/3月下旬〜4月上旬
2025春の特別拝観『観桜会(桜のライトアップ)』
期間/2025年3月28日(金)〜31日(月)、4月4日(金)~6日(日)
※桜の開花状況により期間延長および追加日の可能性有
拝観時間/<1部>17:30〜19:00 <2部>19:30〜20:30 ※完全入替制
拝観料/大人1000円、小学生500円
※特別拝観は完全予約制、予約申込はこちら
鎌倉時代に日像上人が創建。国家鎮護・皇室繁栄などの祈願を後醍醐天皇より賜り、現在も皇族とゆかりがある[妙顕寺]。勅使門に面した四海唱導の庭には灯りが点され、厳かな雰囲気の中で、枝垂れ桜が風情を添える日本庭園を鑑賞できる。
例年の見頃/3月下旬~4月上旬
『春の特別公開』
期間/2025年3月22日(土)〜4月6日(日)
※桜の開花状況により延長有
時間/<昼の部>10:00 ~16:00 <夜の部>18:00~ 20:00(受付20:00まで)※ライトアップ有
拝観料/一般800円、小学生以下無料
康応元(1389)年、日什大正師によって六条坊門室町に創建された[妙満寺]。
その後、時代の移り変わりとともに寺域を移しながら現在の地に至る。大書院を中心とした一角にある桜園には見事な枝垂れ桜がある他、約3000株ものツツジも有名。境内は一年中、四季折々の姿を楽しめる。
例年の見頃/3月下旬~4月上旬
『桜園ライトアップ 特別拝観』
期間/3月29日(土)~桜が散る頃まで
拝観時間/17:00~20:00
拝観料/無料※桜園のみ
平安時代に藤原良房が創建した寺院が前身と伝わる[墨染寺]。
「桜寺」ともいわれ、その名は、平安時代の歌人・上野峰雄が関白・藤原基経公の死を悼み「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染に咲け」と詠んだことに由来する。境内に咲く薄墨色の墨染桜をはじめソメイヨシノ、八重桜など由緒ある桜がライトアップされる。
例年の見頃/3月下旬~4月中旬
『夜桜ライトアップ』
期間/2025年3月26日(水)〜4月上旬
拝観時間/18:00~21:00
拝観料/無料
滋賀県から京都市へ琵琶湖の水を流すために明治時代に作られた運河「琵琶湖疏水」。
桜の時期には、鹿関橋付近から下流の約200メートルにかけて疏水の両岸に植えられたソメイヨシノと山桜がライトアップされ、幻想的な夜桜の世界へ誘われる。隣接する[三井寺(園城寺)]へと続く一帯は、特に関西でも有数の花見の名所。
例年の見頃/4月上旬~中旬
『びわ湖大津春のライトアップ〜桜の琵琶湖疏水〜』
期間/2025年3月25日(火)〜2025年4月13日(日)
時間/18:00~21:30
料金/無料
当記事をお読みいただき、ありがとうございます。皆さんがおすすめする桜ライトアップスポットについて、ぜひお聞かせください!
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