名物の天津飯とともに京都・東山で親しまれて来た［マルシン飯店］。先代から受け継いだ餃子が今も根強い人気を誇る。パリッとモチモチの皮はマルシン飯店の特注品で、そこにギュッと閉じ込めるのは、新鮮なうちに刻んだ国産野菜と、濃厚な旨みを持つ熟成肉で作った餡。風味豊かなニンニクと生姜がその旨みをさらに引き立て箸が止まらない美味しさ。

たくさん食べても胃もたれしない無限餃子が話題の［夷川餃子なかじま］。店主が時間を掛けて開発した餃子ディープは、国産野菜をたっぷり使っている上にパリッとした薄皮がライトなのが特徴で、京都ぽーくの旨みと青森産ニンニク、国産野菜の甘みが絶妙にマッチする逸品。3種のタレが付く特別セットをご賞味あれ。

中国・ハルビン出身の店主が故郷の味を伝えたいと手作りする水餃子は、長年の経験で割り出した配合で作るモチモチつるんとした舌触りの皮が特徴。噛んだ瞬間にジュワッと肉汁が溢れ出すのは、餡に旨みたっぷりの特製スープが練り込まれているから。パリッとジューシーな焼餃子、歯応えが楽しいセロリ入り餃子とともに、まずは何も付けずに食べてみて。

アクやえぐみが少なくやわらかい京たけのこを贅沢に使用し、保存料無添加・化学調味料不使用の材料で職人が丁寧に手作り。大きさは一般的なシュウマイの3倍もあり、餡は筍と肉の比率が1対1の割合で歯応えのある筍の味わいをしっかり感じられる。レンジで温めてから蒸すと美味しく食べられる。辛子醤油や酢醤油をつけて召し上がれ。

京都の担々麺好きが愛する［煌力 担々麺専門店］のThe担々麺。胡麻や自家製ラー油、花椒がスープの味を引き立て、五味のバランスが絶妙だと評判。汁なし担々麺は熟成させた2種の豆板醤とスパイスが肉味噌と合わさり、後からくる辛さがクセになる。麺を食べ終わった後はスープにごはんをダイブさせて、人気の餃子とともに最後まで楽しんで。　

20年近く地元に愛されてきた中国料理店で、祇園祭の4日間限定で販売されるこちら。味が染み込んだモチッとした皮の中には、豚肉や椎茸、山くらげ、筍などの具材がたっぷり。甘じょっぱい味わいと香りが食欲をそそる醤油ベースの特製ダレをかけるとやみつきに。厄除けの願いが込められた行列必至の祇園祭の名物を並ばずゲットしよう。

新鮮な鶏で作る鶏ガラをベースに［仲本食堂］のうどんのダシで旨みをプラスしたコク深いスープが特徴。香りと旨みが豊かなねぎオイルと、柚子胡椒を混ぜたねぎペーストがのど越しのいい細麺に合わさり、至福のハーモニーを楽しめる。トッピングの特製やわらか豚バラチャーシューも絶品なので、本格派の味をぜひ一度食べてみて。

フィレンツェをはじめ各地で研鑽を積んだ仲元章宏シェフのこだわりが詰まった本格派のラーメンが登場。味のポイントはオリジナルブレンドで作り上げた熟成醤油ダレ。新鮮な鶏で作る鶏ガラに和風だしのコクを加えたスープと合わさり、どこか懐かしさを感じる逸品に。ストレート細麺との相性も抜群なのでツルッと完食できそう。　

地鶏と生揚げ醤油で作る清湯ラーメンが名物の［らぁ麺 とうひち］が2022年4月に修学院へお引越し。今回、行列必至の店で人気を二分する鶏醤油つけそばのお取り寄せがスタートした。昆布水と生揚げ醤油のつけダレとも相性抜群のこだわり麺はチュルチュルとした歯触り。まずは昆布水だけで味わって、そののど越しに驚いて欲しい。

鶏白湯の名店［麺屋 一空］のおすすめは、何と言っても濃厚鶏白湯らーめん。スープは名古屋コーチンをはじめとした3種類の地鶏と香味野菜を合わせて8時間煮込み、鶏の旨みを凝縮させている。たっぷりのコラーゲンと濃厚すぎないクリーミィさで、女性ファンが多いのも納得だ。ストレートの中太麺と絡ませて味わえば、箸が止まらない。　

「冷麺といえばサカイ」と言われ、全国にファンを持つ［みその橋 サカイ］。なかでも名物のハム冷麺は、自家製のタレが自慢。鶏ガラをベースにブレンドした醤油や多彩な調味料を合わせて2〜3日掛けてじっくり作り上げるまろやかでコク深いタレが、モチモチの太麺に絡む。ジューシーなハムを主役とした魅惑の冷麺は子どもにも人気の逸品だ。

［みその橋 サカイ］の冷麺の始まりは、店主の母が客と一緒に考案したといわれ、老若男女に愛される、一度食べれば虜になる味わい。そんなこちらの名物、焼豚冷麺はジューシーな焼豚を主役にし、自慢の特製ダレと製麺所と共同開発されたモチモチの太麺の相性が抜群。キュウリと海苔をアクセントに添えて心ゆくまで楽しんで。